【タイ】ピントン工業団地、公益事業や賃貸倉庫事業を強化

【亜州ビジネス編集部】

工業団地開発のピントン・インダストリアルパークは、公益・インフラ事業と賃貸工場・倉庫事業を強化すると発表した。売上高に占める両事業の割合を今後3年で計50%まで高める目標。安定的な収益源の確保を図る。


現在の事業別の売上比率は、公益・インフラが17%、賃貸工場・倉庫が6%。2事業の合計で23%にとどまる。

公益・インフラ事業では来年初め、入居企業向けに廃水の水質検査サービスを提供する研究施設を開所する。また、同社が管理運営する5カ所の工業団地に、屋根上設置型の太陽光発電と水上太陽光発電を導入する。合計出力は80メガワット(MW)で、投資額は16億バーツ(約63億円)。来年第1四半期の稼働開始を目指す。

賃貸工場・倉庫事業では、東部チョンブリ県のレムチャバン港近くで物流団地を開発する。敷地面積は20万平方メートル。第1期は年内に着工し、来年初めに賃貸を開始する。


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