【タイ】日本CMKが新工場建設へ、車載基板の生産増強

【亜州ビジネス編集部】

プリント回路基板(PCB)大手の日本シイエムケイは9月30日、東部プラチンブリ県に新工場を建設すると発表した。投資額は約250億円。CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)の進展で主力の車載基板市場の拡大を見込めることから生産能力を増強する。


304工業団地内で工場を操業する子会社のCMKコーポレーション(タイランド)が、既存工場の敷地内に新工場を建設。2024年8月から順次稼働させ、ビルドアップPCBと多層PCBを生産する。製品の高付加価値化に向け、ビルドアップPCBの生産能力を現在の約2倍に増やす計画。また、新工場には拡張用のスペースも確保し、将来は生産能力を最大で現在の4倍まで増やす。


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