【インドネシア】9月のインフレ率5.95%に加速、運輸が急伸

【亜州ビジネス編集部】

インドネシア中央統計局は3日、2022年9月の消費者物価指数(CPI)が112.87(18年=100)となり、前年同月比で5.95%上昇したと発表した。上昇率は前月の4.69%を上回り、2カ月ぶりに加速。政府が9月初め、補助金対象となる燃料を30%値上げしたことで運輸が16.01%伸びた。


全11部門のうち10部門がプラスで、上昇率は運輸が最大だった。政府は9月3日、財政赤字を縮小させる狙いで、補助金対象となる燃料を30%値上げ。物価への影響が出始めている。次いで伸びが高かったのは食品・飲料・たばこで7.91%。これにパーソナルケア・その他が5.17%、家庭用設備が5.04%で続いた。一方、唯一下がったのは情報・通信・金融サービスでマイナス0.31%だった。

CPIは前月比で1.17%上昇。2カ月ぶりのプラスとなった。11部門のうち9部門がプラスとなり、運輸が8.88%で最も上昇した。最も下がったのは食品・飲料・たばこでマイナス0.3%だった。

なおインドネシア中央銀行は9月22日、政策金利(7日物リバースレポ金利)を0.50%引き上げ、4.25%に改めると発表。ペリー・ワルジヨ総裁は、燃料の値上げでインフレ圧力が高まったとした上で、物価高が加速する前に先手の追加利上げを実施すると説明している。


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