【タイ】ペットフード輸出、25年に世界首位へ=TPFA

【亜州ビジネス編集部】

タイ・ペットフード貿易協会(TPFA)のチャニン会長は、ペットフードの生産・輸出で2025年にタイが世界首位に上昇する可能性があるとの見方を示した。

需要の高まりとともに輸出が堅調に推移しており、21年実績は輸出量が前年比18%増の72万694トン、輸出額が27%増の653億9700万バーツ(約2500億円)で世界3位だった。2日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。


22年1〜7月はそれぞれ21%増の49万4418トン、43%増の500億8600万バーツと伸びが加速。輸出先別では最大の米国向けが全体の33%を占め、これに◆日本=13%◆イタリア=8%◆マレーシア=7%――が続いた。アジアでは32カ国・地域に輸出しており、全体の42%を占めた。

同協会は今月26〜28日に開催されるペット産業の企業向け展示会「ペットフェア・サウスイーストアジア」を通じて、輸出拡大に弾みをつけたい考え。会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。30カ国・地域から300ブランドのペット関連メーカーや商社などが商談に訪れる見通し。


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