【アセアン】23年の実質昇給率、域内でおおむね前年超え=ECA

【亜州ビジネス編集部】

英人材コンサルティング会社ECAインターナショナルは26日、物価上昇を加味した実質の平均昇給率が2023年に東南アジアの多くの国で前年を上回るとの見通しを示した。域内ではとりわけベトナムが高いとしている。

ベトナムでは23年の実質昇給率が4.0%に達し、22年実績の3.2%から伸びが加速すると予想。ほか、カンボジアとマレーシア、タイでは2.2%、フィリピンでは1.6%上昇する見通しで、うちタイは22年のマイナス1.8%からプラスに転じるとみている。インドネシアについては数値を明らかにしていないが、22年の実質昇給率を下回ると予想。シンガポールは22年のマイナス1.7%からプラス1.0%へとプラス転換すると見込む。

ECAは22年8〜9月に360社以上の多国籍企業を対象として調査を実施。68カ国・地域のデータを収集し、分析した。物価高で世界的に実質賃金の低下が続くとの見方で、欧米と中東、アフリカでは23年も引き続きマイナスになると予想。アジア太平洋地域のみプラスで、22年の0.3%から1.3%に伸びが加速するとみている。国別ではインドの4.6%が最も高く、ベトナムが世界2位となる見通し。


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