【タイ】7イレブン、23年も700店新設を計画

【亜州ビジネス編集部】

「セブン―イレブン」を運営するコンビニエンスストア最大手CPオールは、2023年に700店を新規出店する計画を明らかにした。インフラ整備なども含めた投資予算は110億〜120億バーツ。

駐車場を併設する大型店を中心に出店を強化する。クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

店舗では野菜・果物など商品ラインアップの拡充や、電気自動車(EV)充電所の設置も推進。従来のコンビニエンスストアを上回る利便性を消費者に提供する。

22年も700店の新規出店を目指しており、1〜9月は526店を出店。9月末の店舗数は1万3660店となった。第3四半期の1店舗当たりの来客数は928人に回復。新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和がプラスに影響した。21年は805人、新型コロナ流行前のピーク時は1187人だった。

CPオールはタイで1989年にセブン―イレブンの出店を開始。2020年にはカンボジアとラオスに出店する権利をセブン―イレブン・ジャパンから得ており、カンボジアでは21年8月末に1号店、これまでに計30店をオープンした。ラオスでは23年にも出店を開始するとしている。


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