【タイ】三菱自、累計輸出500万台達成

【亜州ビジネス編集部】

三菱自動車は9日、タイからの累計輸出台数が500万台を達成したと発表した。

同日に東部チョンブリ県のレムチャバン港で記念式典を行った。同港近隣の工場で1トンピックアップトラック「トライトン」や乗用車などを生産しており、輸出先は120カ国以上に広がる。


同社はタイで1961年に販売会社を設立した後、64年に生産を開始し、88年に自動車メーカーとして初めて同国からの輸出を開始した。2021年にはタイで生産した34万台(ノックダウンユニットを含む)の9割が輸出向けだった。19年〜22年10月の最大の輸出先は豪州で、これにドイツ、米国、メキシコ、フィリピンが続く。車種別ではトライトンが全体の5割超を占めた。

現地の生産販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は現在、レムチャバンで3つの生産工場と1つのエンジン工場、1つの塗装工場を運営。三菱自の日本国外の生産拠点としては最大規模となっている。


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