【亜州ビジネス編集部】
電気自動車（EV）メーカーの米テスラが新設した現地法人、テスラ（タイランド）は、先月に発売したセダン「モデル3」と、スポーツ多目的車（SUV）「モデルY」の納車を来月にも開始する。このほど第1陣となる約2000台が中国からタイ東部チョンブリ県のレムチャバン港に到着した。19日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。
先月7日に両モデルを発売し、2日間で約5000台の予約を受け付けた。受注分は今年3月までに納車できるとしている。販売価格は、モデル3が175万9000〜230万9000バーツ、モデルYが195万9000〜250万9000バーツ。
同現法は昨年4月にバンコク都内で設立。同社にとってタイ初となるショールーム兼サービスセンターを今年3月までにバンコク東部のショッピングセンター（SC）で開業する。また、12月に開業を予定するバンコク都心のSC「エムスフィア」でもショールームの開設を計画している。
