【中国】春節後の企業景気見通し、「明るい」7割超に

【亜州ビジネス編集部】

中国大手求人サイト智聯招聘(zhaopin.com)が実施した調査によれば、国内企業のうち71.9%が春節(旧正月)連休後の景気について明るい見通しを持っていることが分かった。新型コロナウイルスの感染状況が収束に向かうなか、幅広い分野で需要が拡大していくとの見方が強まっている。証券時報が10日付で伝えた。

春節連休後の第1週に求人件数は前年同期比で19.1%増加した。うち新エネルギー、製造業、電力、保険業、運輸、観光などで2ケタの伸びを示している。

新エネルギー分野では、充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD)が新たに従業員5400人を募集した。今年3月に稼働する河南省鄭州市の新工場で採用する。一般の工場従業員の採用対象条件は18〜45歳。月給は5000〜7500人民元(約9万7000〜14万5000円)を提示した。


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