【マレーシア】トヨタとプロドゥアの販売台数、1月は13%増

【亜州ビジネス編集部】

複合企業UMWホールディングス(UMWH)は16日、傘下のUMWトヨタ・モーターと国産車メーカーのプロドゥアの新車販売台数が2023年1月に合計で前年同月比13%増の2万8235台だったと発表した。22年に通年で最高記録を記録し、23年に入っても好調が続いている。

トヨタ車の販売は6786台。小型セダン「ヴィオス」と1トンピックアップ「ハイラックス」、スポーツ多目的車(SUV)「カローラ・クロス」が売れている。22年6月末に終了した販売サービス税(SST)減税の猶予措置発動に伴って受注残を多く抱えており、これが適用される車両の納車を急ぐ。

プロドゥア車の販売は23.0%増の2万1449台だった。23年は過去最多だった前年からさらに高める意向。生産台数の目標を14.2%増の33万台、販売台数を11.3%増の31万4000台に設定した。2月初めの時点で22万台の受注残を抱えており、工場稼働率を100%以上にして納車を急ぐ。

UMWHのダト・アフマド・フアード・ケナリ社長兼最高経営責任者(CEO)は、受注残が多く、23年も新車市場の好調は続くと予想。まずはSST減免の適用対象となる車両の納車を急ぐとしている。


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