【ベトナム】23年の新車販売低調、金利上昇や購買力低下で

【亜州ビジネス編集部】

新車販売が23年は低迷する見通しだ。22年は50万台を超えて過去最高を記録したが、関係者らは、金利上昇や消費者の購買力低下を受けて減速するとみている。ベトナム・インベストメント・レビューが1日付で伝えた。

22年の販売台数は、ベトナム自動車工業会(VAMA)の加盟・非加盟メーカー合わせた全体で初めて50万台を超えた。ただ23年1月はVAMA発表で前年同月比43.7%減、前月比51.0%減の1万7314台。VAMA非加盟のビンファストは前年同月比83.0%減の360台、現代自動車は52.9%減の3496台と大きく落ち込んだ。

23年はテト(旧正月)が1月にあり営業日が少なかったこともあるが、例年は需要が高まるこの時期に大幅に落ち込んだことは業界関係者を驚かせた。VAMAのダオ・コン・クエット代表は、国内経済の停滞や融資金利の上昇を受けて過去数カ月に消費者の購買力低下が顕著になっていると指摘。新車購入を先送りする流れになっているとした。

一方、SSI証券は、23年の新車販売が前年を5%上回るとの見方。ただこれは、22年半ばから高水準の在庫を各社が新モデル投入前にさばくためで、値引きや手厚い保証などメーカー側の負担を伴うとしている。


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