【タイ】2月の失業率0.9%に低下、失業者数13.2万人減

【亜州ビジネス編集部】

国家統計局(NSO)の発表によると、2023年2月の失業率は0.9%となり、前月比で0.3ポイント低下した。失業者数は35万8000人となり、13万2400人減少した。

地域別の失業率は、東北部の0.4%が最も低く、前月の0.8%から低下した。他の地域ではバンコクが0.6%、北部が0.8%、南部が1.4%となり、前月をそれぞれ下回った。一方、中部は1.2%で横ばいだった。

労働力人口は4048万7000人、就業者数は前月比で57万1300人増の3991万3200人。


分野別

◆農業=7.5%増の1173万6200人

◆製造業=0.4%増の896万5400人

◆商業・サービス業=1.4%減の1921万1600人


失業率は20年第1四半期まで1.0%前後で推移していたが、3月下旬に始まった新型コロナウイルス第1波の影響を受け、第2四半期に2.0%まで上昇。21年第3四半期には、新型コロナの流行後で最も高い2.3%まで悪化した。ただ21年第4四半期以降は低下傾向にある。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る