【タイ】川崎汽船が新倉庫、首都東郊で1日に開業

【亜州ビジネス編集部】

川崎汽船は4月1日、バンコク東郊のバンナー地区に新設した一般常温倉庫の営業を開始する。既存の倉庫のようなパレットやケースごとではなく、単品ごとの商品を迅速に出荷できる高層ラックを設置し、電子商取引(EC)の商品に対応。少量多品種の保管も可能にした。

現地法人のKラインコンテナサービス(タイランド)(KCST)が開発した。総床面積は1万638平方メートル。雨天時にも貨物の搬出入を可能とする15メートル幅のキャノピーなども設けた。

同じ敷地では、別の現地法人バンコク・コールド・ストレージ・サービス(BCS)が冷凍冷蔵倉庫の建設を進めており、8月の開業を予定している。首都圏で保管・運送の機能を強化し、国内の物流需要の拡大や顧客ニーズの多様化に対応する。


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