【タイ】20年のデジタル市場1.2%成長、デジタル振興機関

【亜州ビジネス編集部】

デジタル経済社会省傘下のデジタル経済振興機関(DEPA)は23日、2020年の国内デジタル市場が前年比1.2%増の6556億バーツ規模に拡大するとの予測を発表した。ロックダウンなどの影響で、電子商取引(EC)やフィンテックなどを含むデジタルサービスが成長をけん引する一方、景気減速や輸入の減少を受け、ハードウエア/スマートデバイスが落ち込むとみている。

セグメント別では、以下の見通し。

ハードウエアが10.1%減の2690億バーツ
デジタルサービス=20.5%増の2042億バーツ
ソフトウエア=1.2%減の1332億バーツ
デジタルコンテンツ=10.1%増の342億バーツ
ビッグデータ=13.2%増の149億バーツ

21年は全体で12.9%増に伸びが拡大すると予測。デジタル化の進展、第5世代(5G)通信やモノのインターネット(IoT)の普及拡大などが成長を後押しするとみている。

セグメント別では、いずれも2桁増を見込んでいる。
ハードウエア=13.4%増
デジタルサービス=13.2%増
ソフトウエア=10.8%増
デジタルコンテンツ=15.0%増
ビッグデータ=13.2%増


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