国民の心を動かした“トゥーン現象”

ロックシンガーの次なる挑戦に世間は大注目。 現代の私たちが忘れた大切なこととは―。

タイのロックシーンを牽引する「ボディスラム」のボーカル、トゥーン氏によるチャリティマラソンが、連日メディアを賑わせている。

最南ヤラー県〜最北チェンライ県までの全2191㎞を55日間で走り切るため、11月1日からスタート。

集まった寄付金は、各地域11カ所の中央病院と、点在する設備不足の学校に寄付する予定だ。

今回が2回目となる同氏のチャリティマラソン。

2016年12月、プラチュワップキーリーカン県の病院へ寄付金を集めるため、バンコク都から同県のバンサパーン郡までの400㎞を10日間で完走するチャリティマラソンを敢行。

計8,500万バーツもの寄付金が集まった。

終了後も同氏に援助を求める声が相次いだこと、また、同氏も支援できる喜びや人々の思いやりに触れた経験を振り返り、改めて決意を固めたという。

スタート以来、走行コースには同氏を応援するため老若男女問わず大勢の人が集合。

プラユット暫定首相は同氏の安全確保を軍に指示し、ラマ10世は激励の言葉を贈るなど、国一丸となって見守った。

当初は、政府に対して税金の行方や保健省の在り方を批判していた国民だったが、次第に各々の意志でチャリティプロジェクトを立ち上げるように。

自ら行動する“トゥーン現象”なるものが瞬く間に広まった。

今回の目標寄付金額7億バーツはすでに突破。

ゴールは今月25日だが、終わりは新たな始まり。

きっと新しい何かが始まるだろう。

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