幻想的な灯りに酔いしれる

満月の夜に行われる、タイの三大祭の一つ、ロイクラトン(灯籠流し)
願いと感謝を灯籠に込め、川辺へとでかけてみてはいかがだろう

タイの三大祭ロイクラトンが間近に迫る中、注目スポットを紹介。その前に、少しだけお勉強。ロイクラトンは灯篭を空に飛ばすヒンドゥー教の儀式、「チョングパリャン」がルーツ。その後13世紀に入り、スコータイ王朝が川にクラトン(灯籠)を 流す(ロイ)行事として始め、今の形になったとか。毎年旧暦12月の満月の夜(新暦の11月頃に相当)に行われ、今年は11月25日。ちなみに、在タイ日本人も多く参加するバンコク都内のベンジャシリ公園だが 、本日(11月13日)まで詳細は発表されていない。

■チャオプラヤー川沿い
最も人が集まるのが、ラマ8世橋からアジアティークに渡るチャオプラヤー川沿い。当日は灯籠流しをはじめ、ボートによるイルミネーション パレード、打ち上げ花火、タイ伝統舞踊が演じられるなど催しが目白押し。タイの伝統料理の屋台も出店。

■ワット・サケット
バンコク都内にあるワット・サケットには、ラマ3世(1860年代)の時代に建てられた黄金の仏塔があり、頂上からバンコクを360度見渡せることでも知られる。11月18日〜27日は、巡礼者が赤い布で黄金の仏塔を覆う「ホムパーデン祭り」を開催。ロイクラトンも同時に行われる。

■チェンマイ
タイ北部チェンマイでは、ランタンを空に放つ「イーペン祭り(ロイクラトン・コムローイ)」が、ロイクラトンと同時に行われる。ロイクラトンは、川に灯籠を流すことで水の精霊に感謝を示すが、コムローイは空にランタンを飛ばすことで、自分の不運も飛ばすという意味を持つ。コ ムローイは、法律で年に一度だけの開催と決められているため、外国人観光客もこぞって押し寄せる。祭りでは北部に伝わるランナー文化の伝 統パフォーマンスも堪能できる。

近年、環境保護の観点から、川の生態系に影響を与えるとして、環境に優しい材料を使ったクラトンが増えているそうだ。今年は 、ローカル ルールに則って、手作りクラトンで幻想的な夜の景色を彩ってみてはいかがだろう。

 

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