女優と無職男性の恋の果ては?

三角関係に端を発した激しいケンカ動画が話題に
タイ国内のヒエラルキーを浮き彫りにする騒動に発展

 

先週、女性二人が激しく争う動画がSNSで公開され、タイ全土で注目を集めた。話題を呼んだのは、ケンカを見守るギャラリーの一人が、女優のナパパー・タントラクーンさん(29)、通称パットさんではないかという噂が出たためだ。これに対しパットさんは、動画の人物は自分と認め、「女性の片方が姪のナーフで、ナーフが相手に失礼なことをしたため話し合いに同席したが、ケンカになってしまった」と釈明。相手の女性ベンさん(21)によれば、ナーフさんにSNSで悪口を言われ「腹が立った」と話す。
単なる女性同士の争いかと思われたが、その後、背景にまさかのパットさんを含む三角関係があることが発覚。実はパットさんはジャックさん(20)という男性と付き合っていたが、彼が別れ話を切り出し、かつての彼女ベンさんと復縁。姪のナーフさんは、伯母の彼氏が奪われたと激高し、ケンカに発展したことがわかった。
そして話題は恋愛問題から思わぬ方向に飛び火。一般的にタイの芸能人は男女関係をオープンにするが、パットさんは交際を秘密にしていたのだ。すると世間から、ジャックさんが無職だから隠していたのではという声が上がった。これに対しパットさんは「無職なので、金目当てではないかと不安だった。確かめる時間がほしかったから発表できなかった」と、立場が違うことで、相手を信じきれなかった胸の内を明かした。
一方のジャックさんは、自分は彼女とは釣り合わないと、思い悩んでいたようだ。「無職で、格好よくもない男と、なんで付き合ってるの?」といった周囲からの心ない声も彼の耳に入っていたようで、心を痛めた彼が別れ話を切り出し、元彼女と復縁をしたというのが真相だった。
さらに、あるテレビ番組で司会者が「別れて正解だ。インドのアウトカーストだって、バラモンにはなれない」と差別的な発言をし、世間から批判を受けるという余波も起こった。
パットさんの母親は障害を持っており、彼が献身的に世話をするなど、社会的立場を除けば二人は良好な関係を築いていたそうだ。古今東西、貧富や身分の違いをテーマにした恋愛物語は多い。しかし、現実ではこんな結果が待っていた。何ともやるせない話である。

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