チャオプラヤー・スカイパーク

バンコクの街は徐々に往時の姿と活気を取り戻している。そして古くは物流の大動脈であり、街を縦断するチャオプラヤー川もまた、新たな一歩を踏み出した。

荒廃した鉄道遺構から、緑溢れる憩いの高架橋公園へ。 チャオプラヤー川に架かる新ランドマーク誕生の背景とは。

バンコクの街は徐々に往時の姿と活気を取り戻している。

そして古くは物流の大動脈であり、街を縦断するチャオプラヤー川もまた、新たな一歩を踏み出した。

約1年の改修を経て去る6月24日、世界初の川に架かる公共公園橋「チャオプラヤー・スカイパーク」が開通したのだ。

同橋があるのはMRTサナムチャイ駅からパーク・クローン花市場を越え、徒歩10分ほど。

両脇に延びる自動車専用橋と並行し、対岸に広がる2つの公園を結ぶ。

全長280m、緑化された橋上には遊歩道を整備。

そこから川上に目をやれば、ラマ1世橋やワット・アルンの仏塔を、反対側には高層ビル群が建ち並ぶ360℃のパノラマビューを楽しめる。

バンコク都と「都市化デザイン開発センター(UDDC)」が共同し、都市景観の再生を図るプロジェクト「バンコク250」の一環として整備された同橋。

東南アジア初の首都圏鉄道として計画されながらも、資金繰り悪化により1984年の完成から36年に渡って放置された「ラバリン鉄道」の跡地に建てられたという背景を持つ。

UDDCによれば、今回の再開発は周辺住民の要望により実現し、遺構を再利用しているため通常より予算も抑えられたという。

また同プロジェクトでは、2032年までに人々の暮らしと経済に貢献する同様のリノベーション事業を都内17の区で展開し、文化と首都機能が調和する未来を見据えた街づくりを行うという。

進化と変貌を遂げるこの街から、ますます目が離せない。

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