「サルと収穫」に物議

サルに“労働を強制している”と報じられたタイの ココナッツ農園が非難を浴びている。しかし実際は…

イギリス発の報道番組「BBC」で3︎日、現地の小売店に多数流通するタイ産のココナッツ製品が、サルに労働を強いた上で作られていると問題提起。

アメリカの動物愛護団体をはじめとした一部の人々が、「サルに対する虐待行為」として製品の販売中止を強く求めているという。

疑惑の矛先となったのは、スラーターニー県をはじめとした南部地域のココナッツ農園。

近隣で暮らすサルに対してココナッツの収穫方法を教え、共に作業を行っているという。

現地の生産者であり、サルのトレーナーでもあるニラン氏は、「強制労働」や「虐待」といった声を真っ向から否定。

「当地では昔からサルが多く生息し、100年ほど前からサルと共にココナッツを収穫してきた。

僕らにとっては家族同然、一緒に暮らしている」と訴えた。

同地域の小規模な農園では同様にサルが収穫の手伝いをしているという。

一方で、タイ食品加工業者協会(TFPA)ウィシット会長はタイ産ココナッツの品質について言及。

タイでは現在、ココナッツの輸出・産業支援のため栽培地域を特定化し、品種改良に注力。

生産プロセスは生産者に基づくが、製品規格は商務省が徹底管理していることを強調した。

今後、イギリス・ロンドン在貿易振興事務所を通して、この昔ながらの収穫方法を消費者や事業者に説明。

理解を求めていくという。

タイ人にとって繋がりが深いとされるサルの存在。

異文化として尊重されるか。

今後の展開を注視したい。

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