迷惑系YouTuberの事件簿

フォロワー稼ぎか、 万策尽き果てた“かまってちゃん”か…。 度を越したイタズラ・蛮行動画の投稿者たちに非難轟々

個人がメディアを持ち、情報を発信する時代になって久しい。

しかし、犯罪レベルの奇行で注目を浴びる不届き者もいることは周知の通り。

先ごろ、登録者数360万人超のグルメチャンネル「Momtanaddak」を配信するタイ人男性(46)に逮捕の可能性が浮上した。

男性は11日、友人らとチェンマイ県内の国立公園にある水上コテージに宿泊。

翌朝、湖に向けて放尿する様子を投稿し、大炎上したのだ。

男性は直ちに「そう見せただけで実際は炭酸水を流した。

パンツも脱いでいない」と幼稚な言い訳をした上で投稿を削除したが、時既に遅し。

国立公園側は調査に乗り出し、一連の行為が立証されれば公衆衛生法に抵触すると発表した。

また無許可で商業的な撮影をしたことから、国立公園法により2年以下の懲役か20万B以下の罰金、またはその両方が科される可能性があるという。

宿泊施設側も営業被害を訴え、何らかの法的制裁を受けるとみて間違いないだろう。

ちなみに男性は、去る8月にも生き埋め状態にしたニワトリの調理動画を投稿し、猛バッシングを受けたばかりだった。

また13日には、あるYouTuberがコンデンスミルクを使って女性に悪ふざけをする動画が拡散され、「自分の母親が同じことをされても笑えるか」と怒りの声が噴出。

本人やスポンサー企業が謝罪した上、同製品の不買運動をも招いてしまった。

このSNS時代、想像力やモラルを欠いた行為があっという間に拡散されるのは火を見るより明らか。

撮るも阿呆だが、見る側もまた然りだ。

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