鬼滅の刃の吹き替えで一悶着

アニメ化された人気漫画「鬼滅の刃」がタイでも上映決定。 ところが声の吹き替えに起用された有名俳優に非難の声が

日本で爆発的にヒットをしている漫画「鬼滅の刃」。

10月の時点でシリーズ累計発行部数は1億部を突破。

アニメ化されたことで人気にさらに拍車がかかり、もはや社会現象になっているといえるだろう。

そんな「鬼滅の刃」の劇場版・無限列車編がタイでも公開されることになった。

ところが劇場公開に先立って、ちょっとした一悶着が起きてしまった。

タイの人気俳優アイスがアニメの中に登場するメインキャラクターの一人「我妻善逸」の声の吹き替え役に抜擢されたところ、ネット上で大騒ぎが起きたのだ。

それは、アイスがいくら若者に支持されている俳優だからといって、アニメの吹き替え役にはふさわしくないだろうというもの。

実際にアイスの吹き替えの一部が公開されると、不満の声はさらに高まってしましった。

「鬼滅の刃」のファンは、「プロの声優に任せるべき」「アニメ本来の魅力が台無しだ」などと手厳しい限りだ。

Twitter上では、「鬼滅の刃」TVバージョンの日本語オリジナル版とタイ人プロ声優版の比較動画がシェアされ、プロの声優の表現力が賞賛されたという。

日本では木村拓哉が「ハウルの動く城」で声優に起用されるなど、有名タレントが声優をやるケースがある。

ただ、今回は日本語によるオリジナル版からの吹き替え。

異なる言語に台詞を当てることもあり、難易度が高いという気もする。

アイスは「どんな批判も受け入れる。

僕はこの映画を楽しんでいる」とコメント。

映画はタイで12月9日から公開される。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る