なんと結婚式をドタキャン!

結納金を用意できないという理由で新郎が欠席。
結局、新婦のみで行われた結婚式の顛末は…

タイでは、結婚する際に男性側が女性側に結納金を払う(結婚式当日)という慣例がある。
その相場は10万B〜20万Bとされているが、富裕層の間では100万Bが当たり前などという話も聞く。
そんな結納金が原因で、結婚が破綻したカップルが話題となっている。

東部プラーチーンブリー県で1日、エーク氏とナムティプさんは結婚式を挙げる予定だった。
ところが式の当日、約束の時間になっても新郎が現れない。

LINEでのやり取りでは「ちょっと遅れるけど、必ず行くから心配しないで」というメッセージで始まり、少し経ってから「君と結婚できないなんて死んだほうがまし」と雲行きが怪しくなり、ついには「ごめん、結納金を用意できない。母さんが貸してくれない」と伝えてきた。

新婦は「結納金なんてどうでもいいから、とりあえず結婚式の会場に来て欲しい」と何度も訴えたが、新郎からの連絡は途絶えることに。

そこで新婦は、一人だけでも結婚式を行うと決断。
普通は新郎と新婦お揃いでするタンブンなど一通りのセレモニーを、全て一人でこなしたのだ。

新婦によると新郎は元陸軍士官で、現在は地方政治家のボディガードとして働いていると聞いている。
約半年前に交際を始めて、新婦の家族とも仲良くなり、結婚を約束したという。

この結婚式の費用となる30万Bも、「後で返すから」と言われて新婦が自分のポケットマネーで払っている。
後からわかったことだが、職業のことは噓で、すでに他の女性と入籍していたということも判明。

新婦は「どんな理由でも絶対に許さない」として、法的手段をとるとのこと。
これでは結婚詐欺の烙印を押されても仕方がない。

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