「試乗を通して、光岡の自動車に乗ったときの注目度や爽快感を体感してほしい」と語る平野葉流架GM(左)

「試乗を通して、光岡の自動車に乗ったときの注目度や爽快感を体感してほしい」と語る平野葉流架GM(左)

バンナーにショールームをオープン
直営販売で市場を本格的に開拓

優雅で独創的なデザインで車ファンを魅了し続ける光岡自動車がいま、タイの市場開拓を本格化している。ショールーム常駐のセールススタッフによる丁寧な接客と適切な提案、きめの細かなアフターサービスを強化。富裕層のみならず中間層の獲得も図る。

モダンとクラシカルが融合した個性的なデザインで多くのファンを持つ光岡自動車。初の海外生産拠点となるタイには、自動車組み立て大手ヨントラキット社との合弁で2010年に進出を果たした。当初は、ヨントラキット社に販売を委託していたが、現在は直営販売に切り替えている。「委託販売では修理に時間がかかる。日本と同じようにアフターサービスを充実させるため、整備士は1年半の時間をかけて教育し、セールススタッフも入れ替えた。販売員というより車のアドバイザーとして、お客様の情報収集に努め、適切な提案ができる接客を追求しています」(平野葉流架ゼネラルマネージャー/以下GM)。
マーケットの手応えの高さも直営販売への切り替えを後押しした。ヨーロッパの車文化が根付いているタイでは、クラシックカーを「美しい」と純粋に評価する土壌がある。他人と違う車を持ち、目立ちたいという志向も強い。もともとオリジナリティが高く、オプションで色や内装をカスタマイズし好みの車に仕上げられる光岡自動車にとって、タイはうってつけの市場だ。
現在、タイで販売しているのは、マツダ・ロードスターをベースとしたオープンカー型パイクカーの「ヒミコ」、ロールスロイスをデザインモチーフにした「ガリュー」、ジャガーをデザインモチーフにした「ビュート」の3車種。このうち、「ビュート」と「ガリュー」の販売を強化している。「『ガリュー』や『ビュート』の対象は中間層にまで広がり、伸びしろが大いにありますね」(平野GM)。
「ガリュー」については、7月から日系企業限定のリースプランをスタートした。料金は月額2万2000B。「課題は知名度がまだ低いこと。SNSで知名度アップを図っているほか、興味を示されたお客様には試乗をおすすめし、商業施設でVIP車待遇を受け、周囲の注目をあびる体験をしていただいています」(平野GM)。
7月にソフトオープンしたバンナーのショールームは、8月6日にグランドオープンする。商業施設や大学を舞台にしたイベントも毎月実施している。丁寧な接客と提案、充実したアフターサービス、試乗体験やイベントなどが一体となって、光岡自動車のブランド力は2015年に大きく向上しそうだ。

  • ロールスロイスをデザインモチーフにした「ガリュー」。日系企業限定のリースプラン(月額2万2,000B)を利用できるようになった

  • 8月6日にグランドオープンするバンナーのショールーム。顧客開拓の本格的舞台が整った

COMPANY PROFILE

会社名 MITSUOKA MOTOR (THAILAND) CO., LTD.
光岡自動車
ロゴ
代表者 平野葉流架
事業内容 自動車開発、輸入、販売
設立年 2010年
TEL 02-769-5457〜8
住所 995 Bangna 29, Bangna-trad Rd., Bangna, Bangkok 10260
本社 富山県富山市
URL http://www.mitsuoka-thai.com/

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