TICON Logistics Park Co., Ltd.

急成長を支えるTパーク・メンバー、パタンGM(中央)、堀江氏(右から2番目)

急成長を支えるTパーク・メンバー、パタンGM(中央)、堀江氏(右から2番目)

レンタル倉庫団地のパイオニアとして、
製造業・小売業の足元を支える

レンタル倉庫を展開する「タイコン・ロジスティックス・パーク(Tパーク)」。タイ中部・東部を中心に全28ヵ所、約400万m²のレンタル倉庫面積を運営。進出が続く日系企業の冷めぬ投資熱を追い風に、倉庫拡充を図る。

2015年発足のASEAN経済共同体(AEC)。ご存知の通り、タイ政府は、ASEANのロジスティックス(物流)・ハブを目指す方針で、今後7年間で約2兆バーツの輸送・物流インフラ整備計画に取り組む力の入れようだ。
そうした政府のあと押しもあってか、海外直接投資が好調なタイ国内のレンタル倉庫需要は急増中。そうした背景から、タイ初のレンタル倉庫運営会社「タイコン・ロジスティックスパーク(Tパーク)」は今年、100億バーツの予算を投入し、日本企業のタイ進出、在タイ日系企業の事業拡張などによる需要増に備える。
同社の堀江茂行氏は「日系企業は、東日本大震災やタイ大洪水の痛手から克服し、また中国から東南アジアシフトを加速しています。将来のAEC発足によるタイを中心とした巨大サプライチェーンの構築を見越した投資もあるでしょう。とにかく、洪水被害の教訓から、リスク分散を図る手段として、レンタル倉庫の需要は急増しています」と意気軒高だ。
同社は、レンタル工場大手タイコン・インダストリアル・コネクションの子会社として、2005年8月に設立された。当時も現在同様に、海外からの直接投資や相次ぐ日系企業の進出で、各工業団地では開発ラッシュが起こっていた。その勢いは、生産ラインの拡張に手っ取り早い、資材倉庫の外だしを助長。そうしたニーズに応えるべく、レンタル倉庫事業が誕生した。
設立から8年が経過し、市場は拡大の一途を辿り、需要に対応するため、同社の土地投資も、増加傾向にある。1プロジェクトから始まり、2011年の洪水前は7プロジェクト。現在、地方都市の消費が増えていることから、Tパーク・コンケン、スラタニを新たに加え、28プロジェクトになっている。
今年7月末のレンタル倉庫の規模は約75万平m²で、将来の需要増に備え、年末までに約45万m²を追加する予定。倉庫面積は約120万m²まで増える予定だ。
「AECの発足に備え、既存倉庫の拡大と同時に国内各地にロジスティックス・パークを増やしていきます」(堀江氏)
もちろん、急成長の陰には、同社の緻密な戦略があってこそ。その強みの一つが全国に広がるTパークの存在。物流倉庫団地はいずれも、戦略的に選定されたロケーションにあり、故に倉庫拡張の機会もうまれる。同じ団地内でレンタル倉庫があるからこそ、問題はすぐに解決する。
さらに、特筆すべき点は、「Ready-BuiltWarehouse(RBW)」という独自に開発した上物だ。場所を代えず、床耐荷重やストレージサイズを選べるほか、危険物倉庫といった特殊な仕様も用意しており、他社との差別化を図る。また、土地を広く所有していることで、「Built-to-Suit(BTS)」による顧客要求の仕様で建設も可能だ。
「さまざまなニーズに応えることが、我々の使命です」同社の快進撃は、今後も止まらない。

  • 三菱自動車(タイランド)は9月、Tパーク・シラチャに2万5300m²の倉庫を賃貸したことを発表。世界市場に向けた輸出拠点を目指す三菱自動車にとって、部品供給拠点の確保は課題だった。利便性の高い同社倉庫を確保したことで、事業戦略を加速させる

COMPANY PROFILE

会社名 TICON Logistics Park Co., Ltd.
ロゴ
事業内容 自社倉庫の賃貸サービス
設立年 2005年
TEL 02-679-6565
住所 13th Fl., Sathorn City Tower, 175, South Sathorn Rd., Sathorn, Bangkok 10120
E-mail horie@ticon.co.th

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