あらゆるニーズに応える4台のダイカストマシンや熱処理炉(T6)を備え、加工内製化による一貫体制を図る

多品種・少ロット生産にも対応 アルミダイカストのエキスパート

 創業70年の歴史を誇る「旭日産業」の現地法人として、1999年に誕生した専門総合商社「アサヒサンギョウ・タイランド」。2012年、タイの大手加工メーカーと合弁会社「アサヒ・アジア・キャスティング」を立ち上げて以来、自動車関連を中心にアルミ鋳造製造事業の最先端を走る。
 アマタナコン工業団地に拠点を構える同社では、通常のアルミダイカストに加え、「PF鋳造法」と呼ばれる無孔性ダイカストの2本柱で事業を展開。とりわけ、空気の巻き込みによる製品内の鋳巣を抑える特殊な加工技術を要する後者は、競合他社との差別化にも一役買う。「もともとタイにはダイカストを取り扱う現地メーカーが多く、競争が激しいんですよ。どれだけ自社の付加価値を高められるかが勝負ですね」とは、伊藤喜之マネージングダイレクター(MD)。その言葉通り、年々需要が増える製造後のアルミ熱処理(T6処理)にも注力。年内を目処に加工マシンを増設し、内製化を図るという。これにより、作業効率の向上はもちろん、大幅なコストダウンも実現。日系企業のモノづくりを縁の下で力強く支えている。
 また、商品の多様性や小ロット対応も同社ならではの強みの一つ。タイで製造したダイカスト製品を親会社が持つ幅広いネットワークに乗せ、アジア諸国での販売拡大を狙う。「事業拡大の根底には、日系ならではの細やかなフォロー体制と品質の安定が欠かせません」と同MD。経験に裏打ちされた確かな技術と信頼を武器に、新たな市場を切り拓く。

  • 「小規模ならではの強みを生かし、フレキシブルな対応を徹底しています」と語る。(右から)伊藤MD、島田GM、土屋工場長

  • 社員一丸で成長を続けるリーディングカンパニー

COMPANY PROFILE

会社名 ASAHI ASIA CASTING CO., LTD.
ロゴ
代表者 伊藤喜之
事業内容 PF・アルミダイカスト製品の製造、熱処理(T6処理)
設立年 2012年
TEL 038-465-894 / 081-842-2660(島田)
住所 770/140 T.Bankao, A.Phanthong, Chonburi 20160
本社 東京都
URL http://www.asahi-san.co.jp
E-mail shimada@asahisan.com

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