建機レンタルのAKTIOが
協業で顔認証・検温システム事業に進出
来年の創業30周年に向け
レンタルを通じた社会貢献を目指す
フォークリフトを始め、高所作業車等、広範囲に渡る建設機械のレンタルを、タイで唯一集約化させ躍進を続ける「AKTIO」。
来年は創業30周年を迎える節目の年ということもあり、レンタルを通じたタイへの社会貢献を目指している。同社が掲げる顧客へのコンサルティングを伴ったレンタル業(レンサルティング)で、さらに企業価値を高めていくことが狙いだ。
迅速、安全、環境への配慮を軸に、成長分野であるタワークレーンやモバイルクレーンを強化しつつ、建設現場の機械化を推進させていく。
高精度の顔認証・ゼロ接触検温システムで
ニューノーマルの感染症対策をさらに高度に
コロナ禍の元、既にニューノーマルの時代が到来している。
そんな中、「AKTIO」が「Okura」 とのコラボレーションで進めてきたのが「HESTA AI セキュリティゲート」事業だ。
オフィスや店舗の入り口で、瞬時に体温とマスク装着の有無を確認。顔認証と高機能サーモグラフィー・センサーが搭載されたシステムは、温度測定精度±0.1度を実現。
3万人分の顔認証データを自動記録することも可能なので、勤怠管理や入退場管理システムとしても利用できる。複数人同時検温タイプや設置する高さを調整できるタイプ等、様々なラインナップを市場に投入していく予定だ。
大きな期待とともに
観光立国タイでの事業展開へ
現在、タイのいたる所で行われている検温の多くは、人と人との接触が必要なタイプ。
その測定精度もあまり高くないと言われている。現在の都市封鎖が解かれ、いずれ外国人観光客を受け入れることになった場合、この非接触型である「HESTA AI セキュリティゲート」が、タイ社会を感染症の不安から守り、同時に観光客の安全を確保することになるだろう。
世界を代表する観光立国タイにおいて、同社の新しい事業には大きな期待が寄せられている。