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化学系専門商社の経験と能力を活かし
環境課題のソリューションプロバイダを目指す

化学系専門商社の草分け。タイでも30年の歴史

長瀬産業は1832年の創業以来、染料から化学品まで扱う専門商社としての礎を築いた。現在はケミカル・バリューチェーンにおいて、製造・加工機能および研究開発機能を有する“商社の枠を超えたユニークなビジネスモデル”で価値創造に取り組んでいる。事業領域は幅広く、化学を基盤として「機能性素材」「加工材料」「電子」「自動車・エネルギー」「生活関連」などのセグメントで、世界20カ国・100社以上のグループ企業を有し、グローバルに事業を展開している。

タイ進出は1989年。現地法人の長瀬タイランド(NAGASE THAILAND)を設立し、日本の技術や商材の輸入からスタートした。取扱品目は、機能性素材、先端材料、化学、プラスチック、電子機器、自動車、ライフ&ヘルスケアなど、多岐にわたる。優れた技術・製品を供給する一方、顧客の課題を解決するソリューションプロバイダとして、NAGASEグループのASEAN域事業の中心の一つとなっている。

環境ビジネスを新たな軸に、現地の産業に貢献

化学を基盤として「機能性素材」「加工材料」「電子」「自動車・エネルギー」「生活関連」など幅広い領域で事業展開する同社の主要メンバー。
左から笠松DM、カンヤラットSSE、沼田GM、ブンサックADV

近年、タイの産業界でも環境保全への意識が高まっている。同社沼田GMは、「タイで活動する企業として、少しでも現地の環境、社会、生活に貢献したいという思いがあります」と話す。

母体の長瀬産業は、グループ全体で環境関連ビジネスの成長を加速している。その一環として、2018年にはバイオ技術による水浄化のエキスパート企業・アイエンス社に出資し、NAGASEグループに迎えた。工場・プラントの排水処理・排ガス処理に強みを持つアイエンスの製品は、日本国内および世界各地で実績を上げつつある。沼田氏は「今後、タイでも環境ビジネスを強化していく方針で、本格的にアイエンス製品をプッシュしていきます」と語っている。

同社は、30年を超える現地での活動の中で、現地の素材・加工メーカー、自動車、プラスチック、食品などの産業全般に対し、数多くのソリューションを提供してきた。そこで培った豊富な知見やノウハウと、アイエンスの製品力を組み合わせることで、新たな顧客価値を提供し、社会課題の解決につなげていく考えだという。

「排水処理」「排ガス処理」の2製品をプッシュ

現在、同社が最も力を入れている製品が2つある。アイエンス社の排水処理システム「アクアブラスター」と排ガス処理システム「デオライザー」だ。同社では、環境課題解決のためのコアプロダクトとして位置づけているという。

排水処理システム「アクアブラスター」とは

「アクアブラスター」の紹介動画はこちら

排水処理システム「アクアブラスター」とは - NAGASE THAILAND CO., LTD.
動画の再生時間:4分22秒

食品工場調整槽の例

「アクアブラスター」は、最小限のエネルギー消費で強力な酸素溶解力を発揮する排水処理システム。微生物の代謝効率が高く、効果的に水処理できるため汚泥の排出量を抑制できる。高い酸素溶解率と撹拌対流を両立し、「水処理に革命をもたらす製品」と評価されている。

食品加工系工場をはじめ、鉱物油系工場、化学プラント、循環水を扱う現場などで汚泥の大量発生を防ぎ、硫化水素の悪臭を取り除くとともに、電気代や産廃費用の大幅にセーブ。目詰まりを起こさない構造でメンテンナンスフリーを実現、省人化・省力化にも役立つ。また、下水放流も可能になることから河川の保全にも寄与するなど、排水処理における種々の問題の解決を可能にする。

日本で15年以上の販売実績があり、自動車メーカーやプラントオペレーターへの納入実績も数多い。2005年には近畿経済産業局「NBK大賞 環境アメニティ部門賞」に輝いている。

「アクアブラスター」導入によるコスト削減効果
  1. アクアブラスターで処理することにより、下水への放流が可能に。
    ⇒年間1,200万円(約350万B)の節約!

    兵庫県弁当工場排水の例

  2. アクアブラスターを既存の水タンクに組み込むと、加圧浮選ユニットが不要に。
    ⇒年間1,900万円(約550万B)の節約!

    兵庫県ホテル厨房排水の例

  3. 循環水の寿命を5倍から20倍に延長し、汚泥の量を大幅に低減。
    ⇒年間850万円(約245万B)の節約!

    静岡県自動車組み立て工場の例

主な対象ユーザー
  • 食品加工系工場
  • 鉱物油系工場
  • 化学プラント
  • 循環水を扱う現場 等

導入実績はこちらから

https://www.aience.co.jp/aerator/solution/

排ガス処理システム「デオライザー」とは

「デオライザー」の紹介動画はこちら

「デオライザー」の紹介動画 - NAGASE (THAILAND) CO., LTD.
動画の再生時間:13秒

「デオライザー」は、循環水浄化機能を備えた次世代の水膜式スクラバー脱臭システム。接触効率100%の水膜で臭いや埃をキャッチし、確実な脱臭・集塵を実現する。水の腐敗を防ぐアクアブラスター内蔵により、汚泥の発生を抑制。循環水はゼロエミッションを満たし、交換サイクルの延長を可能にした。

鋳造工場、半導体工場、製薬工場、塗装工場、化学プラントなどで課題となる排ガス処理に対し、このシステムを導入することで臭気濃度を大幅に低減できる。さらに電気代や汚泥処理費用を抑制でき、作業環境の改善にもつながる。また、環境意識の高い企業からの「排出基準値をクリアしたい」「地域の環境対策に力を入れたい」といった声にも応えている。

従来の充填式湿式スクラバーと比べ、臭気物質・粉塵の捕捉能力やメンテナンスのしやすさ、環境負荷を軽減する能力などが評価され、第47回優秀環境装置表彰「中小企業庁長官賞」を受賞。2005年近畿経済産業局「NBK大賞 環境アメニティ部門賞」も、アクアブラスターと同時に受賞している。

主な対象ユーザー
  • 鋳造工場
  • 半導体工場
  • 製薬工場
  • 塗装工場
  • 化学プラント 等

導入実績はこちらから

https://www.aience.co.jp/scrubber/solution/

環境課題の解決を通じ、持続可能な社会に貢献する

「いまは今後の展開に向けた土台づくりの段階です」と沼田氏。「商社ならではのフットワークの軽さを活かして、アイエンス製品を中心にプロモートする一方、現地のお客様のリアルな課題を吸い上げ、ノウハウを蓄積。そのうえでお客様の個別の課題に対し、より高度なソリューションを提供するサイクルを確立していきたい」と語る。近い将来にはグループ会社の製品のみならず、排水処理を効率化するケミカル材や、水の汚れ具合をモニタリングするセンサーシステムなど、顧客に対する提案の幅も厚みも増していく計画だという。

長瀬タイランドは、環境課題のソリューションプロバイダとして、顧客のビジネスをサポートするとともに、現地に根ざした活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく。

 

基本情報

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