MARUKOME(THAILAND)

ヘルシー食として味噌汁を提案 新たな需要開拓に注力する
マネージングダイレクター 山本 佳寛

《プロフィール》
やまもと・よしひろ

■1978年生まれ、神奈川県出身、神田外語大学卒業
■座右の銘:常識は疑え
■愛読書:ビジネス書
■趣味:ゴルフ、食べ歩き、料理、語学
■バンコクの行きつけの店:鳥波多゛、えぞや、燦、酒の店、エビスダイニング
■よく見るまたは、活用しているウェブサイト:タイ語のページ
■休日の過ごし方:ゴルフとバドミントン

 


 

2013年のタイ進出から3年ですね
今年に入ってから現地法人を通しての直接の取引を進め、お客様とのコミュニケーションを図るためBtoCのイベントも強化してきました。おかげさまでどのイベントでも反響は高いです。タイの方に味噌汁への拒否反応はまったく見られません。すでに飲み慣れているという印象です。

 

味噌汁に関して、タイの方に特徴的な志向や傾向はありますか
昨年、どの具材が受けるのかをリサーチし、その結果を受けて、イベントでは「MISO BAR」というスペースを設けています。具材をお客様に選んでいただき、その上で「液みそ」で入れた味噌汁を提供する形です。豆腐やワカメ、ネギといった一般的なものから、チーズやコーンなども取り揃えていますが、タイ人の方にとりわけ好評なのが、チーズやコーン。考えてみれば、味噌ラーメンではどちらも一般的な具材ですから、おかしくはない。海苔も人気がありますね。香りが強いので、タイの方に受けるのかもしれません。

 

「液みそ」は、料理をしないタイの消費者にも使いやすいですね
イベントでは「液みそ」を通してマルコメの味を体験してもらっていますが、「本当にお湯を注ぐだけでこの味噌汁ができるの?」と驚かれることが多いですね。ブースでは、イベントの客層を考慮しながら、調味料の「生塩糀」や「生しょうゆ糀」、野菜やご飯との相性が良い味噌加工品の「料亭の味 肉みそ風」や「梅かつお味噌」なども提案しています。「液みそ」や「即生」をきっかけに味噌汁が簡単に味わえることを知っていただければと考えています。

 

業務用での引き合いも好調だとか
タイでも、良い味噌を探している缶詰や鶏肉加工業者は多いのですが、こうした方向けのイベントは特にないため、これまでは、接点を持つのが難しく、紹介に次ぐ紹介という形で利用いただいていました。
しかし、今年はBtoCのイベントを通して、直接お声がけいただく機会が増え、BtoBにも波及効果があります。良い循環が生まれていることを実感しています。
レストランについては、以前から「一休さん」というブランドで1kg入りの味噌を提供してきましたが、ありがたいことに指名買いしていただくことが多いですね。独立して自分の店を持つときに、使い慣れたマルコメの味噌を使いたいというタイ人の料理長の例もあります。

 

8月18日からバンコク近郊のセブンイレブン約5000店で、カップみそ汁が発売になります
豆腐と野菜の2種類で価格はそれぞれ30バーツと35バーツ。朝ごはんと昼ごはんの間の時間帯に、小腹を満たすおやつ代わりのヘルシーな食としての需要の掘り起こしを図ります。会社の福利厚生の一環として社員食堂に入れたり、置き菓子のような形での利用も促進していきたいですね。社としては大きなチャレンジですが、テストという意味合いもあります。
欠品を起こさず、結果を検証して次につなげていく方針です。中食需要の開拓も今後の課題の一つです。スーパーで販売されているお弁当や惣菜などでマルコメの商材を使った商品を店頭に増やしていきたいですね。味噌は、味噌汁だけではなく調味料としても大きな可能性があります。
弊社には糀類や大豆ミート、甘酒など、伸びしろの大きい商材がたくさんありますから、トータルでマルコメというブランドを売っていきます。

 

食には強い関心があると聞きました
就職した頃から、日本食を世界に広めたいという夢がありました。その意味では現職は非常にやりがいがありますね。味噌は日本が世界に誇る発酵技術であり、ヘルシーな食材です。タイはもとより、世界中にその魅力を伝えていきたいと思っています。

 

休日はどう過ごされていますか
休みの日は、タイならではのゴルフは外せませんが、最近は、バドミントンを始めました。毎週日曜日は、早起きしてバドミントンをプレーしています。早朝のスポーツは、1日が長く活用でき、生活スタイルも変わり、快適な週末を過ごせています。
食べ歩きも趣味の一つ。日本食に限らず、新店がオープンしたと聞いては、足を運ぶようにしていますが、数が多いのでなかなか追いつかない。どうしてもエンゲル係数は高くなりますね(笑)。味噌汁はもちろん毎日飲んでいますよ。健康に良いですから。

 


 

編集後記
健康志向が着実に高まりを見せるタイ。日本食の人気もあいまって、味噌汁には追い風が吹いている。タイ最大手の流通であるセブンイレブンで販売をスタートする「カップみそ汁」は、味噌汁の本格的な普及に弾みをつけるかもしれない。食への関心と造詣が深く、日本の食を世界に広めることに醍醐味と達成感を見出している山本氏は、まさに適任。マルコメタイランドのチャレンジが市場をどう変えるのか。その動向に注目したい。(三)

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