日本航空 バンコク

タイから最高の空の旅を届ける

支店長 北野俊勝

《プロフィール》 1963年生まれ、神奈川県出身。上智大学卒業、1986年日本航空入社、90年国際客室乗員部(アシスタントパーサー)、92年福岡空港支店(国際旅客課)、96年新東京国際空港公団(出向)、98年支店業務部(兼)施設企画部、2002年パリ支店パリ空港所、06年広報部(メディアグループ長)、09年バンコク支店長。
 

「東南アジアで最も熱いタイから、 最高の空の旅をお届けします」

―タイを中心に東南アジアの空(航空市場)が活況を呈しているようです

 いま、アジアの航空市場は世界から注目を浴びています。その中でも、経済成長が著しい東南アジアのハブとなるタイの航空事情は、需要の高まりを受け、既存の航空会社(レガシー・キャリア)やLCC(ロー・コスト・キャリア)がしのぎを削っています。 逆に捉えれば、今後の空の自由化も相まって航空産業としては、ますます発展するということです。また、日本に目を向ければ、ご存知の通り7月からはじまったタイ人の訪日ビザ免除により、訪日需要が高まっています。そうした中、弊社は成田2便、羽田1便、関西1便と毎日4便を自社運航し、アジア路線では最も多く運航しています。



―訪日需要に対する取り組みは万全ですか?

 弊社には、バンコクベースのタイ人客室乗務員が約600人います。タイ人のお客様にとって、母国語で会話できることは最大の安心感ではないでしょうか。ハード面では、12月から羽田線の機材ボーイング(B)767型機を777型機に代え、ビジネスクラスにシェルフラットシートを導入します。 さらに、成田線でも同様の機材変更を実施するとともに、新型機材B787型機を投入します。新型機に関しては、技術的なトラブルでご迷惑とご心配をおかけしましたが、現在は安全運航に支障はありません。むしろ、早く乗っていただきたいですね。機体に炭素繊維複合材を多用したことで、機内の湿度や与圧の改善が図られ、機内の快適性が高まりました。搭乗した方からは「とても良い飛行機」との声をいただいています。



―足下の状況は堅調のようですね

 前述の通り、タイ人の訪日需要は、一層高まりを見せています。また、日本からの業務渡航、観光需要も引き続き旺盛です。そのような状況から搭乗率も高い水準で推移しています。便によってはお客様に、席が取りづらくご迷惑をおかけしています。



―近年のタイは、デモによる空港閉鎖や洪水被害など、不安定な状況がたびたび起こっていました

 就任して3年半が経ちました。空港封鎖は赴任する前の出来事でしたが、渡航自粛による影響があったことは知っています。就任後、日本で東日本大震災が発生し、タイでは大洪水により大きな被害が出ました。航空業界は、そうしたイベントリスクに大きく左右されてきました。タイの大洪水が、現地に生産拠点を持つ日本企業に多大な被害をもたらしたことは周知の通りです。 ただ、生産を止められないメーカー各社は、日本へタイ人スタッフを送り込み生産活動を継続しました。その際、弊社も3000人近いタイ人スタッフの方を日本へ送るお手伝いをさせて頂きました。当時、洪水被害で生活がままならなかったスタッフもいましたが、航空会社の使命として、社員全員で対応できたことは、良かったと思います。



海外勤務はいかがですか?

 海外勤務は2度目です。以前、フランスのパリ支店に勤務したことがあります。個人的には、父親の仕事の関係で幼い頃からアフガニスタン、フィリピンのマニラなど、海外に住んでいた経験があります。実は、バンコクには今から35年前の中学3年生から4年間ほど、暮らしていたんです。



―数十年ぶりのバンコクはいかがですか

 異動の際に、バンコクと聞いてうれしかったですね。パリも文化・歴史が色濃く残る素晴らしい街でしたが、子ども時代に過ごしたタイは、勝手知ったる国で安心感がありました。



慣れるまでに時間は必要なかったわけですね

 文化・風土は知っていましたし、タイ語も頭の片隅で覚えていたので、初めての方より慣れは早かったですね。性格的にも楽観的で、どこかマイペンライ精神を持っているのかもしれません。赴任してすぐの話ですが、日本人商工会議所(JCC)の会議に、大渋滞で時間に間に合わなそうになったのですが、そこは勝手知ったる街です。すぐに車を降り、走って向かいました。



家族も帯同されているとのことですが

 妻と娘と一緒に暮らしています。娘は私の母校でもある日本人学校に通学しています。



新生JALは、今後も飛躍しそうですね

 日頃より皆様からのご愛顧を頂きありがとうございます。これからも、おもてなしの心で最高のサービスに努めてまいります。引き続きよろしくお願い致します。

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