ドライバーのカスタムシャフトは、どんな選び方をしたらいいのでしょうか?

工房高橋の“クラブ選びで差をつけろ” 第9回

ゴルフクラブ選びは「その人のゴルフライフ」を左右するほど、その後の上達のカギとなります。
このコーナーではクラブ選びに関する質問に、Q&A形式で回答していきます!

Q

ドライバーのカスタムシャフトは、どんな選び方をしたらいいのでしょうか?

ますは、自分のヘッドスピードに合った重さ・硬さを選ぶのが基本

シャフトを選ぶ際に先ず考えて頂きたいのは、シャフト重量です。
最近は30g台から90g 台まで多様な重さのシャフトがあります。
振ってみて気持ちよく振り切れる重量を見つける事が大切。
できればデモ用でに打ってみる事をお勧めします

重量がある程度決まったら次はフレックスです。
これも各社表示がある割には基準らしきものがなく迷うところですが、シャフトの振動数を基準に考えるのが良いと思います。ちなみに45インチの長さでcpm(振動数)245 でフレックスSです。
同じくcpm225 でフレックスRとなりますが、キックポイント(元、中、先)によっても振った時の硬さが違う感じになるかもしれません。

スイングのリズム、特にトップからダウンに入る部分、いわゆる切り返しのリズム、テンポが早い人は少し硬めのシャフトの方が安定します。
逆にゆっくり切り返せる人は硬さを好みで選べると言えます。
シャフトフレックスの選択は、ヘッドスピードよりも切り返しのテンポを重視した方が合いやすいと思います。

しかし、シャフトのシナリの大小の好みやキックポイントでの球筋、トルク量でのボールの高低等、合わせたい要素がたくさんあるので、何を優先して選ぶかにもよります。
また表示が同じ60g でも60台後半と前半では約7-8グラムの重さの差異があるので注意したいところです。

私が勧めたいシャフトは、第一にシャフト重量が合っているかどうか、次に振り心地。
フレックス、キックポイントを探りながら、やはり実際に試打して決定する事をお勧めします。

最近ではコンピュータ計測器でのフィッティングができますが、あくまで数字上でのフィッティングですので注意してください。
フィッティングする環境がコースとあまりにも違う、コンピュータにフィーリングは反映されない等々。
あくまでご自身が打った感性と数値で選んで頂けたらと思います。

「工房高橋の“クラブ選びで差をつけろ”」過去記事はこちら

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