2022年、緊急更新!
知らないと“かなり”危ない!
タイ在住の危険15選&近頃よくある詐欺話10選

タイ在住の危険15選

日本人に人気のタイは比較的治安も良く、安全に暮らせる国。
日本人が多く住むバンコクも、南国の都市ならではの魅力に満ちて、様々な楽しみにあふれています。
とはいえ、ここは外国なので楽しいことばかりではありません。
街中で日本人をよく見かけるからといって、日本で生活しているのと同じような感覚で油断していると、思わぬ危険にさらされることも。
そこで“よく耳にする”タイ在住の危険なこと15選を紹介。
注意点や対策についても書きましたので、「転ばぬ先の杖」として参考にしてください。


1 大麻

タイでは2022年6月9日より大麻が禁止薬物の対象から外され、合法化されました。しかし、大麻の栽培・所持・健康・医療目的での使用が許可されただけで、娯楽を目的とした大麻の吸引は認められていません。公共の場で大麻を吸引すると罪に問われます。さらに、タイから日本に大麻を持ち込んでしまうと、大麻取締法違反の罪で処罰の対象になるので気をつけてください。

よくある事例をあげると、大麻入りとは知らずにお菓子を食べたりドリンクを飲んでしまうこと。街中の屋台やバー、クラブなどで知らない人から「これ美味しいから飲んでみなよ(食べてみなよ)」とすすめられて口にするのは大変危険です。最近では、3歳の子どもがマリファナ入りのブラウニーを食べてしまい、病院へ駆け込むという事件が起きました。大麻を使用すると幻覚作用や記憶障害などが起こり、最悪の場合、意識を失い病院へ運ばれるケースもあります。

トラブルから自分の身を守るためにも、絶対に大麻に手を出さないよう注意しましょう。


日本への持ち帰りに注意すべき商品の一例

大麻入りドリンク
大麻入りボディーソープ

2 タクシー

日本人が身近で最もよく聞くトラブルのひとつがタクシー。「メーターを使用しない」「メーターの上がりが早い」「小銭がないのでおつりを払えない」
「乗車拒否」などなど。

明らかに観光客と判断された場合や大雨などでタクシーを探すのが難しい状況だと、メーターを使用したがらない運転手がいます。そのような運転手は行き先を告げると高額な乗車賃を求めてくるので、メーターを使わないようであれば、乗るのは止めましょう。曖昧な判断で乗ってしまった場合には、直ぐにメーターを使用するように伝えてください。使用しないのであれば降りるのが無難です。

乗車中も渋滞を避けることを理由に遠回りして運賃を上げようとしたり、メーターが違法改造されていて早く金額が上がっていくケースもあるので、不審に思ったら直ぐに降りるのがオススメ。


目的地に着いても、最後に乗車賃を支払うときには注意することがあります。例えば乗車賃が59Bだった場合に60Bを支払うと1Bのおつりを返してこないことはよくありますが、乗車賃が61Bだった場合は60Bで済むことも多いです。これらの場合はお互いの思いやり程度の話ですが、トラブルでよく聞くのはおつりが無いというケース。

本当に持っていない運転手も多いのはタイならではですが、わざと持っていない振りをして少ないおつりを出してきます。これに腹を立てて口論になった場合は、大きなトラブルになる可能性があるので気をつけてください。


また、目的地に向かっている途中に「ガソリンを入れに行く」「トイレに行く」「買物をする」などの寄り道をされてメーターが上がり、乗車賃が増えることもあります。この分を請求されることに納得しないで揉める話をよく聞きますが、些細な金額で揉めるのは避けるべきでしょう。

このようなトラブルから暴力を振るわれたり、凶器を出されて大事になることもあります。
そのため乗車前には行き先とメーターの使用をしっかり確認して、小銭を準備しておくのが大切です。

トラブルを極力避けるためには少し高くなりますが、CABBやGrab Carなどのタクシーを利用するのが良いかもしれません。

タイ語が話せない人はなるべく電車を使い、タクシーに乗る必要があるときは、1人で乗車せずにタイ人と一緒に乗るようにしましょう。




タクシー運転手からのこぼれ話

タクシー業界では誰でも知っている話ですが、乗車賃を早く上げるために小さいタイヤを使うことが多いですね。メーターはタイヤが回れば上がっていきますから。



3 ひったくり・スリ

車道側で貴重品を持つのは避けてください。2人乗りのバイクが背後から近づいて来て、ひったくられるのはよく聞く話です。その時に鞄などを手放さずに抵抗するとそのまま引きずられて大怪我をするケースも。そのようなことが起きないように、貴重品は車道の反対側でしっかり持つ、リュックやショルダーバッグは背負わずに前で抱えるようにして持つ癖をつけましょう。

また、スリは1人ではなく複数人で犯行を行うことが多いです。
背後から近づいてきて盗まれた場合、逃げる犯人を追いかけようとすると、前に居た他人を装う共犯者が通れないように邪魔してきます。男性の場合「急に女性が話しかけてくる」「腕を掴む」「抱きつかれる」などで隙ができた時に、共犯者が財布や貴重品を盗むというケースも。ひったくり犯・スリ犯ともにターゲットの目星を事前につけて犯行を行いますので、常に警戒してください。

また、日本ではファーストフード店などで席の確保のために物や携帯電話を置く人をよく見かけますが、盗まれてしまうこともあるので気をつけてください。



4 強盗

日本人が多く住むスクンビット界隈は比較的安全ですが、日本とは違うため注意が必要です。特に深夜は人が居ないところを歩くことは避けてください。強盗やひったくりの被害にあう危険性が高まります。
また、外出する時はもちろん、在宅中も戸締まりは常にしておきましょう。

タイ観光警察に通報できるアプリ

トラブルに遭遇した時などにあると助かるアプリ
ツーリストポリスモバイルアプリ「Tourist Police I Lert U」

Tourist Police I Lert U

iOSアプリAndroidアプリ

アプリは英語とタイ語での利用が可能。ツーリストポリス緊急対応センター(1155)と24時間連動していて、待機中の通訳者が日本語を含む他言語で観光客の支援に対応してくれます。

トラブルに遭遇した際など、観光客が写真を撮影してアップロードすることで、ツーリストポリスが現場へただちに急行してくれるとのこと。

ツーリストポリスは王立警察の一部隊で、1900人以上の警察官がバンコク、プーケット、サムイ、チェンマイなどの主要観光地を含む全土で活動しています。


5

タイの法律では銃の所有と使用する前には許可を取る必要がありますが、違法で所持している人はかなり居るのが現状です。日本と事情が異なることを知っておいてください。

タイは銃社会です。タイでは8つの条件(成人、健常者、精神障害ではない、仕事に就き収入がある、住居がある、住所登録し6ヶ月以上居住している、薬物使用なし、犯罪歴なし)を満たしていれば誰でも銃を所持する申請ができます。
ただし、この申請は一般人が合法的に銃を「買える」というだけで、所持することはできません。

しかしながら、護身用として違法で所持している人が多いのが現状です。
特に日本人は銃に馴染みがないので、危険が及びそうな場所や怪しい人には近づかないようにしましょう。


6 野良犬

タイには約10万匹以上の野良犬がいると言われています。コンビニの前などでもよく見かけますが、エサをあげたりすると、付いてきたり近くの野良犬も寄ってくるので気をつけましょう。
子どもが野良犬に噛まれる話はよく聞くので、小さい子どもが居る親は特に注意が必要です。噛まれた場合には狂犬病に感染する可能性があるため、近づかないことが最善。
もし噛まれてしまった場合には命にかかわるので、必ず直ぐに病院へ行ってください。


7 横断歩道

タイの横断歩道は信号がない場所が多く、車やバイクが途切れることなく走ってくるので、道路を渡るのもひと苦労。日本では道路を渡る時に車やバイクは停まってくれますが、タイでは横断歩道を渡っている時でも停まってくれないことがよくあるため、車優先社会だということを意識して常に注意しながら渡ってください。特に子どもには細心の注意が必要です。



8

タイでは貯水タンクや水道管が老朽化していることが多いため、水道水にはサビやバクテリアなどの不純物が混ざっている事もあり、直接飲むことはオススメできません。

飲食店で利用されている氷も同様で、汚い場合があるので注意が必要です。一見きれいに見えても、氷が溶けて水になった時にホコリが混ざっている場合があります。溶けた氷や水を飲んでしまうと、腹痛や食中毒になる可能性も。業務用の氷を製造している場所の環境がひどい場合や、氷の運送車が汚かったりと原因は様々です。

また、運搬用の氷袋が裂けていたりして不衛生な場合も見受けられます。
特に屋台などの衛生面で心配なところは、しっかりと見極めましょう。


9 バーなどで知らない人からのドリンク

バーなどお酒が飲める場所で注意すべきなのは、知らない人から受け取るドリンクです。知らずに睡眠薬などが入っていて、寝ているうちに財布や携帯などの貴重品が盗まれることがよくあります。
お手洗いなどで席を外した時や、暗い店舗では要注意。
1人の場合は必ず貴重品は肌身離さず持ち歩いてください。
友人らと一緒の場合は順番で席を外すなどして対策しましょう。
女性は危ないところへ連れて行かれることもあるので、知らない人からのドリンクは断ってください。


10 メイド(あやさん)

駐在員の方はメイド(あやさん)を雇用しているケースが結構ありますが、お金や貴重品などの盗難で問題も発生します。メイドは基本他人ですから、信用し過ぎてはいけません。

知らない人が家の中に居ることを認識して、取られたら困るものは金庫や鍵のかかる部屋などに保管しましょう。パスポートなどを盗んで、雇い主の名義でクレジットカードを作られたという事件もありました。

また、慣れてくると給料の前借りなどを頼んでくるメイドもいますが、次回から来なくなるというトラブルも発生しているので気をつけてください。


11 トランプ

トランプは120枚以上の所有が禁止されています。また、物品税局からの許可がない場合、トランプの販売は禁止です。娯楽としてトランプをすることは違法ではありませんが、賭博行為は違法。警察に見つかると賭博行為をしていると思われるので注意してください。


12 カジノ

カジノは麻薬や資金洗浄、犯罪の温床となりやすく、タイ社会への長期的な損害となる可能性があるので、タイではなかなか法定カジノを開設することができません。
しかし、政府の収入などにつながるために、法的なカジノの開設に関しては検討される事もあります。現在タイの法律上では闘鶏、闘魚、競馬など、一部のギャンブルは可能です。



13 王室批判

タイでは王室関連の法律があるため批判することはもちろん、言葉使いには注意してください。タイには国王夫妻と王位継承者への批判を禁じた不敬罪があり、違反した場合、1件につき最長15年の禁錮刑が科されます。近年デモなどでタイ国民から王室に対する批判を聞きますが、法律が有る以上は気をつけましょう。


14 反政府派への発言

バンコクには反政府派が多く、特に若年層が目立ちます。反政府派に対する発言は気をつけてください。SNSなどで不用意な発言を公開すると、すぐに拡散されてしまうのでやめましょう。


15 南部ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県

南部の3県は要注意です。この3県ではイスラム武装勢力による襲撃・爆破テロが頻発し、約20年もの間、非常事態宣言が発令されています。
最近では観光促進のために、ヤラー県でベトン国際空港や新しい観光スポットを建設中で観光に行けないことはないですが、もし出かけたとしても夜間の外出は避けるべきでしょう。


近頃よくある詐欺話10選

タイでも様々な詐欺の話を耳にしますが、近年では電話やSNSはもちろん、ウェブサイトなど多種多様な手を使って仕掛けてきます。ベトナムやカンボジアに居るタイ人の詐欺集団によって行われることが多く、タイ国外のためになかなか捕まえるのが難しいようです。
最近ニュースになった手口を一部紹介するので、詐欺から身を守るために覚えておきましょう。



1 SMS(ショートメッセージサービス)

郵便局や政府機関、銀行、Shopee(通販サイト)などを偽ってリンク先を送ってきます。送られてくるメッセージの内容は、例えば「お金を借りられます」「景品が当たりました」「空港に荷物が届いているので、お金を振り込んだら配達します」などです。

タイ語で送られてくるのがほとんどですが、リンク先をクリックしたら携帯電話がハッキングされるので注意が必要です。IDカードやクレジットカード、本名、電話番号などの個人情報を入力するように誘導されたりもします。


2 LINE

「誰かがあなたの写真を違法に使用しているので、このリンク先を確認してください」など、詐欺サイトへのURLやQRコードがあるLINEのメッセージには注意が必要です。


県知事を偽った人から直接LINEが来た例もありました。コロナ関連の「重要書類」だと理由をつけて、ガルーダの印(政府機関の印)が貼ってある詐欺サイトに繋がるQRコードが送られてきます。
そのため、政府機関に見えそうな人からのLINEでも信用してはいけません。政府からの重要書類はLINEで送られることは無いため、まず詐欺だと思いましょう。


家族や友人などから「お金を借して欲しい」というメッセージもすぐに信用してはいけません。その人のLINEアカウントが乗っ取られている可能性もあるため、念のため家族・友人だけがわかる質問をしてみてください。

また、LINE通話で女性が「ホテルのスタッフです。ご主人は女性と一緒に4泊しましたが、宿泊費6,000Bを支払わなかったので、奥様のあなたに請求のご連絡をしました」という詐欺がありました。電話がかかってきた奥さんは監視カメラの映像などの証拠を要求しましたが提出されず、最終的に夫を含めた3人で通話をしたところ、ホテルのスタッフと名乗る者はベトナムに住んでいるコールセンター詐欺の一員と判明。お金を騙し取ろうとしただけでなく、心の隙を狙った夫婦関係を壊そうとする悪質な詐欺でした。



3 リモート デスクトップのアプリ

「海外から送られて来たあなたの荷物に麻薬が入っているから、潔白を照明したければ指示に従ってください」などと、なにかしらの理由をつけて、リモート デスクトップのアプリをダウンロードさせようとする手口です。

リモート デスクトップとは遠隔で端末を共有・操作できるアプリのことで、ダウンロードして相手と連携してしまうと最後。スマホやPCの個人情報が取られるため、非常に危険な詐欺です。


4 オンラインショップ

オンラインショップで購入する時は、販売店が信用できるかしっかり確認してください。偽物や中古のものが送られてきたり、お金を振り込んでも品物が届かない場合があります。Facebook内での購入は犯人の特定が難しいため、警察の対応は遅くなるので気をつけましょう。



5 クレジットカードの決済

クレジットカードの情報漏洩から発生する詐欺のよくある手口について。例えば、15Bほどの少ない金額で何回も請求されたりすると、少額のために通知されないことも多く、少しずつ決済されて気がつくと数千Bになっている場合もあります。
カードの支払い金額の内訳はしっかり確認するようにしましょう。


6 代引で送られた物

コロナ禍になってからオンラインショッピングを利用する人が増えたこともあり、最近よくある詐欺です。
セールなどで爆買いしてしまい、何を注文したかを忘れた人を狙ってきます。どこから送られてきたかは不明となっているのですが、送りつけられた人が「自分が注文したのかも」と思い込んで代金を払ってしまうのを狙った詐欺です。

被害に遭わないためには、自分が注文した事をしっかりと覚えておき、確認してから支払いましょう。
配達人が怪しければ、差出人をしっかり確認してください。確認できない場合は受け取りを拒否したほうが無難でしょう。


7 SNSに出てくる広告

Facebookなどで「20万〜50万Bを今すぐに借りられる」というような広告がでてくる事があります。
そのようなリンク先に入って情報を入力してしまうと個人情報が騙し取られるので、気をつけてください。


8 「振り込め詐欺」「振り込み先を間違えた詐欺」

警察官や関税局員を名乗る者による振り込め詐欺には注意が必要。タイ語の分からない日本人は格好のターゲットです。突然、身に覚えのない着信で「犯罪行為の疑いがある、逮捕される可能性があるのでここにお金を振り込んでください」などと言われたからといってお金を振り込んではいけません。

また、「間違えてあなたの銀行口座へ振り込んでしまったので返してください」という連絡が来ることもあります。この場合は実際に出処不明の入金があっても、すぐに返金しないようにしてください。自分の口座が他の人から騙し取ったお金の中間口座、あるいは犯罪関係のマネーロンダリングに悪用される可能性もあるからです。

そもそも、警察関係者や関税局員が登録されていない番号から電話をかけてくるはずがありません。対応としては相手へ警察に報告するように伝え、警察からの連絡を待ちましょう。もちろんその警察は本物なのかどうかも確認が必要です。所属や名前を聞いて自分で直接その署に確認しましょう。

銀行口座を電話番号と連携するタイ銀行のPromptPay機能があるため、電話番号を知っていれば簡単に実行できる詐欺です。


9 オンライン投資・ギャンブル

投資をすればするほどたくさんのお金が戻ってくると詐欺師は誘導してきます。
まず信用してもらうために、詐欺師は1〜2回目の投資に対して配当金を出す場合がほとんどです。
配当金が出れば、投資した人は「お金が増えて戻ってくる」と信用します。さらに高額の追加投資をしてしまい、次からは戻ってこないというパターンです。

他にもギャンブルで勝ってもお金をくれないこともあります。
そもそもオンライン賭博はタイでは違法行為です。


10 ロマンス詐欺

タイで出会い系のアプリなどを使っている日本人は少ないと思いますが、タイにもインターネットやアプリで知り合った相手に好意を抱かせて現金を騙し取るロマンス詐欺があります。最近だと200万Bくらい騙された人がいました。家族に問題があったり母親が病気になって治療費が無いなど、同情をしてもらうような話からお金を騙し取るケースが多くあります。親しくなってくると投資の勧誘などをしてくる詐欺師もいるので注意が必要です。



大まかな対処方法

FedExやDHLなどの国際配達サービスから「あなた宛の荷物に問題がある」というような連絡があった場合は、心当たりがなければ詐欺だと疑ったほうが良いでしょう。

相手が政府機関(警察や関税局員など)だと主張した場合でもすぐ信用してはいけません。所属と名前を聞いて、自分から直接その機関に連絡して確認しましょう。
政府機関の場合「公開できない」ということは原則ありませんので、教えてくれない時は疑ってください。

また相手から送られてきたリンクやQRコードをむやみに読み込まないようにしましょう。信用できる人からの連絡でもハッキングや乗っ取られている可能性もあるため、確認するまでは読み込まないでください。

詐欺の電話番号をまとめるサイトやアプリ(Whoscall)があるので、相手の電話番号を検索するのもオススメです。ですが、全て出ているわけではないので、注意してください。

Whoscall

詐欺電話等のデータベースから、怪しい電話番号を識別できるアプリです。

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