ワークパーミット不要!
タイのバンコック銀行で口座開設!【タイ・バンコク】

※長期滞在ビザを保有している方に限ります。

タイで生活するなら、やはり銀行口座は持っていたいもの。しかし、タイの銀行はワークパーミットを取得していない外国人が銀行口座を開設することができないというのが今までの常識。
ところが調べてみると、バンコック銀行の支店によってはワークパーミットを持っていない外国人でも銀行口座を開設できるようです。そこで今回はバンコック銀行エンポリアム支店へさっそく口座開設に行ってきました。

※ワークパーミット無しの口座開設は各支店の判断によるので、支店・担当者の判断により口座開設できない場合もあります。また、必要書類については各支店へご確認ください。

※今回の記事ではバンコック銀行での口座開設を紹介しています。その他銀行での口座開設については各銀行へ問い合わせください。

口座開設に必要な書類

  • パスポート
  • 長期滞在ビザ(ノンイミグラントB・ED・O・O-A等)
  • 在留届出済証明(英文)
    在タイ日本大使館で発行(発行手数料550B)、申請日を含めて3日後に受取可能です。窓口受付時間は平日8:30〜12:00、13:30〜16:00。
    ※在タイ日本大使館に在留届を提出していない場合は、その場で手続きを行い、在留証明書を申請してください。


口座開設のための申請手順

バンコック銀行エンポリアム支店は、BTSプロンポン駅直結のエンポリアムタワー1階にあります。

※バンコック銀行エンポリアム支店は現在改装工事中。2024年4月中旬に再オープン予定


1 支店へ行く

館内の中ほどに進み、整理券発券機へ。発券機の上部に日本語で「整理券」と書かれた案内板が設置されています。


2 整理券を取る

整理券発券機のパネルに表示されている数字の「2」を押すと、整理券が出てくるので受け取ってください。


3 順番を待つ

整理券の番号が呼ばれるのを待ってください。カウンター奥の電光掲示板に、整理券番号とカウンターの番号が表示されるので、それで確認することもできます。


4 口座開設を申請

順番が来たら指定のカウンターに行き、窓口の担当者に口座を開設したい旨を告げます。(タイ語:เปิดบัญชีブート・バンチー、英語:Opening of Deposit Account)。労働許可証(ワークパーミット)の有無を問われるので、「持っていない」と答えます。


5 書類への記入

口座開設に必要な書類(3種類)に必要事項を記入します。


1. 『口座開設申請用紙(個人用)』への主な記入事項

  • 氏名(パスポートに記載されたアルファベットの氏名を記入)
  • 生年月日(日/月/西暦)
  • 国籍(その他の欄に印をつけて右の空きスペースに国籍を記入。日本ならJAPAN)
  • パスポート番号
  • 住所(郵便物の希望送付先)
  • 固定電話番号
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス(本人のメールアドレスのみ有効)
  • 希望するサービス全てにチェック
    ◆新規口座開設
    ◆ATMカード発行
    ◆SMSへのアラート
    ◆インターネットバンキング・モバイルバンキングの中から、新規口座開設とインターネットバンキング、モバイルバンキングの選択
  • 希望する口座
    ◆普通預金(通帳有り)を選択
  • 口座名義人氏名(本人の名前を英語で)
  • 右下にサイン(パスポートと同じサイン)

※書き間違えた場合は(間違えた)文字の上に線を引いて、正しく書き直してください。書き直した文字の近くに小さくサインを書く必要があります。


2. 『顧客情報登録用紙(個人用)』への主な記入事項

  • 「口座名義人の名前」をチェックし、名前をアルファベットで記入
  • 職業(学生、主婦・主夫、リタイア等の項目から該当するものにチェック)
  • 勤務先(ワークパーミットが無い場合は自宅の住所)
  • 国籍、生まれた国、現在住んでいる国(THAILAND)の国名を記入
  • 婚姻歴(独身、既婚、離婚、死別から選択)
  • 学歴(中学、高校・専門学校、大学、修士以上から最終学歴をチェック。短大の場合は高校・専門学校、もしくは大学でも可)
  • 月収(10,000B以下、10,001〜20,000B、20,001〜50,000B、50,001〜100,000B、100,000B以上から選択。専業主婦(主夫)の場合は月毎に受け取る金額を目安とする)
  • 郵便物希望送付先
  • 自宅の固定電話番号、携帯電話番号、本人のメールアドレス
  • 収入源(国名)にはTHAILANDと記入
  • 収入源(主婦の場合はその他)
  • 所有総資産
  • 口座の用途
  • 預金原資(主婦の場合は夫の月収)
  • 本国の居住先住所(日本での住所をアルファベットで記入。本人の住所がない場合は実家や親戚などの住所でも可)

3.『アメリカ国籍の有無に関する書類』への主な記入事項

  • 氏名(アルファベットで)
  • 国籍
  • パスポート番号
  • Part1(Status of Customer)に関して
    ◆アメリカ合衆国の市民権の有無
    ◆アメリカ合衆国の永住許可証(グリーンカード)の有無
    ◆税金対策を目的としたアメリカ合衆国の居住者であるか否か
    ◆答えにYESがあった場合は「W-9」という書類を記入する必要があります

6 通帳の発行

通帳を発行するための書類に必要事項を記入。デポジット(最低500B〜)のお金を支払うと、その場で預金通帳が発行されます。


口座維持費について

タイの銀行では決められた最低預入金額を下回ると口座維持費が発生します。預金残高が満たない場合は、口座から毎月口座維持費が自動的に引き落とされるので注意してください。

例えばバンコック銀行の普通預金は、口座残高が2,000Bを切った状態で1年間口座に出金がなければ、毎月50Bの口座維持費が自動で引き落とされてしまいます。また、残高がなくなった時点で強制的に口座を解約されてしまう場合があるので注意しましょう。


デビット機能付きATMカードについて

銀行のATMカードにはキャッシュカードとして使えるだけでなく、デビット機能や様々なサービスが付いているカードがあります。
バンコック銀行では4種類のデビット機能が付いたATMカードがあり、カード会社や用途にあわせて発行したいカードを希望することが可能です。


バンコック銀行のATMカードの種類と詳細はこちらへ!


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