ラビットカードとは
ラビットカードはBTS(スカイトレイン)で利用できる交通系ICカードです。BTSの乗車だけでなく、ラビットカードが提携しているコンビニや飲食店などの支払いに使用することができます。
利用可能な路線
- BTS(スクンビットライン・シーロムライン・ゴールドライン)
- MRTAイエローライン
- MRTAピンクライン
CHECK!
コンビニや飲食店の支払いにも使える!
ラビットカードで支払いができるコンビニや飲食店が増加中。お得な割引やプロモーションを実施していることもあるので、ラビットカードで支払いができる店舗では積極的に活用してみましょう。
利用可能な店舗
マクドナルド、スターバックス、グルメマーケット、サブウェイ、フードコート(EmQuartier、CentralWorld、GATEWAY EKAMAIなど)ほか
詳しくはラビットカードHPをチェック!
ラビットカードの購入とチャージ
ラビットカードの種類と購入方法
ラビットカードは、一般、学生(23歳以下の学生)、シニア(60歳以上のタイ人限定)の3種類(身長90cm未満の子どもは運賃無料)。
BTS各駅の窓口で購入できます。一般用は初回の登録手続きの際に200B(発行手数料100Bとチャージ100B)と、身分証明書(パスポートまたはタイの運転免許証)の提示が必要です。
学生用は初回の登録手続きの際に200B(発行手数料100Bとチャージ100B)のほか、身分証明書(パスポート)と所属する教育機関の学生証明書の提示が必要になります。
CHECK!
ラビットカードの有効期限
ラビットカードの有効期限は発行日から7年。ただし、2年以上カードを使用していなかった場合、カードが利用できなくなります。その場合、BTS窓口で再度カードを利用できるようにするための手続きが必要です。
有効期限が切れた場合、古いカードを返却して新たなカードの発行となります(再発行する際はパスポートと発行手数料100Bが必要)。
ラビットカードの解約手続き
本帰国などでラビットカードを使わなくなる場合は、カードを解約しましょう。BTS各駅の窓口で解約するラビットカードとパスポートを提示すると、チャージ残高とデポジット代が返金されます。
チャージ残高とデポジット代の合計金額が250B以下は当日返金されますが、251B以上の場合は返金までに最長15日間かかる可能性も。
ラビットカードのチャージ方法
ラビットカードにチャージしたい場合は、BTS各駅のチケットオフィスや券売機(チャージ対応のもの)、提携ショップやMy Rabbitアプリからチャージすることができます。チャージできる金額は100B〜4,000Bで、カードの残高は自動改札機のパネルに表示されるので確認しましょう。
- 現金⇒BTS窓口、券売機、Rabbit LINE Pay対応のチャージ機(AISのチャージ機など)
- クレジットカード/デビットカード⇒Rabbit LINE Pay
- 銀行送金⇒Rabbit LINE Pay、My Rabbit
- 券売機⇒紙幣(20B札〜1,000B札)※硬貨は不可
ラビットカードのチャージが可能な場所(※一例)
- BTS各駅のチケットオフィス
- チャージ機能のついた券売機
- My Rabbit
- McCafé
- au bon pain
- Quartier Foodhall
- Mini Big C
ラビットカード紛失時の対応
ラビットカードを無くしてしまったら、次の方法で紛失手続きをしましょう。
BTS各駅の窓口では紛失対応はしていないので、カスタマーセンターへの連絡が必要です。
紛失手続きの流れ
- カスタマーセンターに連絡(TEL:02-617-8383)※タイ語・英語対応
- 本人確認(名前・パスポート番号・生年月日)
- カード利用を停止する
- カード残高の振込先(銀行口座)を伝える
※ラビットカードを作る際にデポジットとして支払ったお金は戻ってきません。
使い方いろいろ!便利でお得な「My Rabbit」アプリ
「My Rabbit」とはラビットカードの残高確認、チャージ(トップアップ)、利用履歴が確認できるアプリ。このアプリを使えば、BTSの駅窓口へ並ぶことなくお金をチャージできるので非常に便利です。
My Rabbitを使ってラビットカードにチャージするためにはタイの銀行口座(バンコック銀行、アユタヤ(クルンシィ)銀行、SCB銀行、クルンタイ銀行)が必要になります。
※My Rabbitからチャージできる金額は100B、200B、500B、1,000Bのみ
※My Rabbitアプリを使用するには、iOS13以上、Android8以上、NFC(近距離無線通信)に対応している端末が必要です。
「My Rabbit」登録方法
1.アプリを起動し「Get Started」をタップ。その後、利用規約が出てくるので承諾する。
2.タイの携帯電話番号もしくはメールアドレスを入力。電話番号を入力するとSMSで、メールアドレスだとメールで認証番号が届くので番号を入力する。
3.パスワードとPIN設定(6桁の数字)し、登録完了。
※アプリを起動するたびにPINコード(6桁の数字)の入力が必要なので忘れないように控えておきましょう。
ラビットポイントを貯めよう
ラビットポイントを貯めるには、「Rabbit Rewards」に登録が必要
ラビットカードのポイントを貯めるためには、まず「Rabbit Rewards」への登録が必要です(登録しないとポイントは貯まりません)。最大5枚まで登録可能。
WEBサイト
アカウント登録に必要な情報
- 氏名(ローマ字)
- タイの携帯電話番号
- メールアドレス
- ラビットカード番号(カード裏面に表記されている13桁の数字)
※「My Rabbit」を登録している場合は、登録した電話番号とパスワードでログインできます。
ラビットポイントを貯める方法
▶BTSの乗車で
BTSに乗車すると1駅ごとに1ポイント貯まります。
※1〜8駅=1駅で1ポイント、9駅以上は8ポイント固定
▶街で
提携ショップでラビットカード、またはRabbit LINE Payなどの電子マネーで支払うと5ポイント貯まります(1日1回限定)。同日2回目以降は1回につき1ポイントです。提携ショップはラビットカードのHPで確認ください。
ボーナスポイントを獲得する条件
延長区間を除いて、シーロムライン(ナショナルスタジアム〜サパーンタクシン)・スクンビットライン(モーチット〜オンヌット)を週4回以上の利用で、乗車回数に応じてボーナスポイントを取得することができます。ポイントは毎週水曜日に加算。
1週間あたりのBTS利用回数によるボーナスポイント
- 1〜3回⇒ボーナスポイントなし
- 4回以上⇒その週の獲得ポイントの2倍のポイントが加算
例) - 週に2回、1回あたり3駅利用⇒(3×2)6ポイント
- 週に2回、1回あたり10駅利用⇒(2×8)16ポイント(9駅以上は8ポイント固定のため)
- 週に6回、1回あたり3駅利用⇒((6×3)×2)36ポイント(週4回以上で2倍のボーナスポイントが加算)
- 週に6回、1回あたり10駅利用⇒((6×8)×2)96ポイント
- 使用するラビットカードは、ラビットポイントを貯めるアプリ「Rabbit Rewards」のアカウントに登録してください。回数券(以前購入してまだ回数が残っている分)で乗車した場合は乗車回数がカウントされません。
- 乗車回数は週ごとに、利用するラビットカード(Rabbit Rewardsの1アカウントあたり、最大5枚まで登録可能)とRabbit LINE Payがカウントの対象です。カウント期間は毎週月曜日の午前3時〜翌週月曜日の午前2時59分の間となります。
ラビットポイントの利用方法
貯まったラビットポイントは「Rabbit Rewards」のアプリを通して、BTSの1回乗車券や飲食店で利用できるクーポンなどに利用できます。
■BTS 1回乗車券
- 一般カード⇒250ポイント/1回乗車券
- 学生カード⇒200ポイント/1回乗車券
■Xtreme Saving
BTS乗車券とBTS駅内の売店「TURTLE」で利用できる割引券などが付いたパッケージ。
一般(スクンビットライン・シーロムライン)
30日10回:390B/2730ポイント
30日15回:555B/3885ポイント
30日25回:875B/6125ポイント
30日35回:1155B/8085ポイント
学生(スクンビットライン・シーロムライン)
30日10回:310B/2170ポイント
30日15回:450B/3150ポイント
30日25回:700B/4900ポイント
30日35回:910B/6370ポイント
※ラビットポイントの有効期限はポイント獲得日から2年後の12月31日まで有効です。
例:2023年8月1日にポイントを獲得した場合、このポイントは2025年12月31日まで有効