タイの気候は害虫たちにとって天国。繁殖力も強いため、気がつくとあちこちに……。害虫を駆除するための対策を実践しましょう。
害虫対策は、日頃のケアが重要!
タイでも身近に出没する虫類は、アリ、ゴキブリ、蚊など日本と大差ありません。
コンドミニアムでは定期的にペストコントロールを行っている所も多いですが、何よりも日頃のケアが大切。
タイは殺虫剤がとても豊富で、日本にある物はすべて揃っていると思っていいでしょう。
販売店によると「タイのゴキブリは大きいので、スプレー式の場合も1回の噴射量が多いなど、強力かつ持続性のあるものが特徴です」とのこと。
殺虫剤をはじめ虫ケアアイテムを駆使して、効果的な害虫対策を行いましょう。
ちなみに、タイではヤモリを頻繁に見かけますが、蚊をはじめとする害虫を食べてくれるありがたい存在です。邪険にせず、そっと見守りましょう。
虫除け効果のあるハーブ
ハーブ大国・タイならではの植物の恵みを使って、家庭でも手軽に虫除け対策をすることができます。
サシェとしてティーパックに入れて玄関や窓際などに置くことで、忌避効果を期待できます(虫除けのため殺傷効果はなし)
また、お気に入りの香りやハーブを組み合わせて虫除けスプレーを作ることも。
小さな子どもやペットがいる家庭や、市販品に頼りたくない場合にオススメです。
レモングラス
スーパーで簡単に手に入る、レモンに似た香りのイネ科のハーブ。特に蚊に対して効果があります。
ライム
虫の嫌いな柑橘系の香りを放ち、中でもマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊を寄せ付けない効果があります。(バンコクなど都市部にはマラリアの感染リスクはありません)
ユーカリ
アロマオイルや虫除けスプレーにも使われ、強い殺菌効果・抗炎症作用を期待できます。お湯を張ったカップにオイルを数滴垂らして部屋に常備しておけば、嬉しいリフレッシュ効果も。
蚊帳を使った安眠対策
日本でもお馴染みの「蚊帳」は、中華街(ヤワラート)のローカルショップなどで購入することができます。
価格はサイズによって異なり、100B程度〜。
見当たらなければ、店員にタイ語で蚊帳を意味する「ムン・ガン・ユン」と尋ねてみましょう。