メーター制を採用し、初乗り運賃35Bと日本よりも格安で利用することができます。ただし、英語の通用度が低く、雨の日や渋滞時にはつかまりにくいことも。また、ドライバーによる乗車拒否も日常茶飯事なので、できるだけ時間に余裕を持って利用しましょう。
バンコクの目的地 指差しガイド
タクシーの料金
初乗り1kmまで35B、以降1kmごとに加算されます(加算額は距離により異なる)。
時速6km以下で走行中は1分ごとに2Bが加算。支払いは現金のみ。領収書の発行は、一部タクシーのみ可能です。
なお、有料道路を使用する場合には区間に応じて20〜80Bをその都度乗客が支払います。その分の領収書が必要な場合は、「コ― バイセット」とドライバーに声を掛けておきましょう。
車体の色と種類
車体の上半分が黄色、下が緑のタクシーは個人タクシー、その他ピンクなど単色のタクシーは基本的に法人タクシーです。
タクシーの乗り方
1 タクシーを拾う
助手席前にある空車サイン(赤色・緑色のどちらでもOK)が点いているタクシーを見つけ、手を斜め下に差し出してタクシーを止めます。
2 行き先の確認
タクシーが止まったらすぐに乗り込まずに自分でドアを開けて「パイ◯◯◯?」と行き先を告げ、乗車OKかどうかを確認。メーターを使うか聞いてから乗車しましょう。
3 乗車する
自分でドアを閉めます。助手席に座る場合はシートベルトを忘れずに。メーターがオンになっているかチェックしましょう。
4 降車する
メーターに表示されている金額を支払い、自分でドアを開けて降車します。ただし急にドアを開けず、後ろからオートバイが走ってこないかを確認してからにしましょう。
BMA Live Traffic 渋滞をチェックできるスマホアプリ
バンコク都が提供している無料のアプリ。リアルタイムで渋滞状況をチェックできます。
iOSアプリ
Androidアプリ
TAXI OK 配車アプリ
GPSや車載カメラ、緊急(SOS)ボタンの設置を義務付けられたタクシーを手配可能。手数料がかかるものの、ぼったくりや乗車拒否などのトラブルがないのがメリットです。
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Grab Taxi 渋滞をチェックできるスマホアプリ
東南アジアを中心に普及する配車アプリ。登録タクシーによる「Grab Taxi」と、一般ドライバーの自家用車を使用する「Grab Car」の2種のサービスがあり、料金の計算方法が異なります。
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ココに注意!
料金メーターを確認
料金メーターを搭載しているにも関わらず法外な運賃をふっかける、またはメーター自体に不正な細工を施し運賃を釣り上げる悪質なタクシーも。おかしいと感じたら、早めに降車するのも一つの手です。
小銭を用意
釣り銭の用意がないことがよくあるので、小銭や少額札は用意しておきましょう。
女性は常に警戒を
夜間の女性一人での利用はなるべく避けましょう。止むを得ない場合は、電話をしたり、車内の撮影をしたりして、警戒姿勢をアピールすることをオススメします。
忘れ物をしたら
タクシーに忘れ物(落し物)をしてまったら、日本とは異なり見つかる可能性はあまり高くありません。
しかし警察に問い合わせる他、ドライバーが道路情報収集のためによく聞く「チョーソー100」と呼ばれるラジオ局に連絡して、紛失物アナウンスをしてもらう方法があります。
タイ語が話せる人に依頼し、思い出せる範囲で以下のような内容を伝えましょう。
- 乗降場所と利用時間
- 車体色(会社により異なる)と車体ナンバー
- 車内前座席にあるドライバーの身分証
- 連絡がとれる自分の電話番号
チョーソー100(周波数100.00MHz)
電話番号 | 1137 |
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