タイのビザ(査証)

外国で生活する上で必要不可欠なビザ(査証)。さまざまな種類があるため、滞在する目的に合わせたビザを取得する必要があります。
 

目的に応じたビザが必要

観光を目的とした30日以内の滞在ならパスポートがあれば入国できますが、就労や就学など長期間の滞在を希望する場合、それぞれの目的に応じたビザを取得しなければなりません。
具体的には、駐在員や現地採用者なら就労のための「ビジネスビザ(B)」、就学・留学生には「学生ビザ(ED)」が必要。この他、タイ人の配偶者・家族が持つ「結婚ビザ(O)」、50歳以上のロングステイヤーが対象の「リタイヤメントビザ」、奨励を受けた「投資関連ビザ(IB・IM)」「勤労者家族ビザ」「エリートビザ」「公用ビザ(F)」などがあります。
ビジネスマンの場合は所属する会社が、学生なら学校が手続きしてくれることもあります。個人での申請手続きが不安な場合は、代行業者を利用するとよいでしょう。


リエントリーパーミット(再入国許可証)

タイ入国時に取得したビザには有効期限があります。ただし、期限前に出国すると、そのビザは失効してしまうので要注意。ビザを失効することなく再入国するには、リエントリーパーミット(再入国許可)の取得が必要です。入国管理局の他、空港でも手続きできるので、覚えておきましょう。

  • 1. 再入国時に、入国カードのVISA番号欄にこの番号を記入
  • 2. 有効期限
  • 3. 申請には2タイプあります。「Single」は1回の渡航のみ有効、「Multiple」は有効期限内は無制限です。

よくあるビザのQ&A

Q1.観光ビザはどこで取得できますか?

タイ国外のタイ大使館で取得できます。取得後にタイに入国すると、入国日から最大60日間の滞在が可能。入国管理局で延長手続きをすれば、さらに 30日間の滞在ができます。


Q2.就労せずに長期滞在をするには

50歳以上であれば、「リタイヤメントビザ」の取得が可能です。50歳以下ならエリートカードの他、「投資家ビザ」「留学ビザ」での滞在が可能です。


Q3.夫の本帰国が決まったのですが、子どもの学校卒業まで残るには?

ご主人の付帯家族ビザから、就学児童の保護者ビザを申請できるケースがあります。その際には、妻名義の預金残高50万Bが必要になります。詳しくは、勤務先にお問い合わせください。


Q4.就労ビザの取得方法と、タイで転職した際のビザの引き継ぎは?

タイ国外のタイ大使館でビザを申請するのが一般的。簡易かつ費用も安く済むため、ラオスのタイ大使館での取得するケースが多いようです。転職の場合は、出国せずに手続きができる場合もあります。しかし、手続きが煩雑で慣れていないと困難なため、まずは専門の代行業者に相談するのがよいでしょう。また、転職先がBOIか非BOIなどによっても異なります。 


Q5.「90日レポート」とは?

90日以上のビザを保有する外国人は、居住地を報告する義務があります。これは「90日レポート(TM.47)」と呼ばれ、タイ入国日もしくは前回の申請日から、90日目の前15日から後6日までが報告期限とされています。この申請期間を過ぎてしまうと、2,000Bの罰金が発生するので注意しましょう。


Q6.その他に、知っておくべきタイの届け出ルールは?

ホテルやコンドミニアムなど外国人を宿泊させる施設のオーナーには、「TM.30」と呼ばれる書類を入国管理局へ提出する義務があります。
一時は厳格化されましたが、非常に評判が悪かったこともあり、2020年6月より簡素化。現在は、外国人居住者が新たに入居する初回時にのみ登録すれば良いとされています。
また、タイ入国時に空港で受け取る半券「出国カード(TM.6)を紛失した場合は、警察への紛失届けと入国管理局での再発行が必要です。


ここに注意!

90日間を超えるオーバーステイ(滞在期限を過ぎた不法滞在)をした場合、1年間(不法滞在期間に応じて最大10年間)のタイ再入国が禁止されています。日本人に多いのは、「ビザの更新忘れ」「退職後、労働許可が取り消された状態で居続ける」「離婚して家族ビザを失効させたまま」など。理由はさまざまですが、罰則が強化されているのでご注意を。


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