NACHI TECHNOLOGY (THAILAND) CO., LTD.

ナチ テクノロジー タイランド

切削工具、工作機械、ロボット等の販売及びベアリング等の製造販売

ウィングスライサー型EZシリーズ誕生
デッドゾーン削減、サイクルタイム短縮

 

ロボットをはじめ、工作機械、工具、油圧機器など、幅広い製品を提供する総合機械メーカーのナチ テクノロジー。母体企業の「不二越」は1928年、富山県で切削工具の製造会社としてスタート。以来、工作機械・工具素材の研究開発、ベアリング、油圧機器、産業用ロボットの製造と、さまざまな製品を世に送り出してきた。
2013年にリリースしたハンドリングロボットMZシリーズが好評の同社から、昨年新たに高速水平多関節型ロボット「ウィングスライサー型EZシリーズ」がデビュー。小型を誇るMZシリーズよりもさらにコンパクトで、1軸目に上下軸を搭載したいわゆる“スカラ型ロボット”。組立やハンドリングなどのアプリケーションに最適な高速・高精度な構造となっており、特に手首の先端には直径36㎜の大中空穴を確保。機体内配線・配管を可能にしたことでケーブルの引き回しが簡略化し、周辺機器との干渉を防ぎ、ハンド配線の信頼性を飛躍的に向上させた。また、スリムなアームが高速動作を実現。天吊設置により最短経路の動作をとることができ、さらなる省スペース化と作業時間の短縮化に成功した。
「人的作業により発生する異物混入の防止や、品質確保にFA化は欠かせません。細かい作業と正確性を誇るEZシリーズは、電機・電子、食品分野に最適です」と寳島章ゼネラルマネージャーは語る。また、昨年の需要動向から「産業機械は小型化を求められていると感じた」(同)と、今後はさらなるコンパクト化を視野に入れているという。
昨年11月のMETALEXでも展示し、感触は上々。省人化+αで、NACHIは次なるステージへと進んでいく。

 

  • ①ウィングスライサー型ハンドリングロボット・EZシリーズ
  • ②世界最速のハンドリングロボット「MZ04」。グリッパー操作を行うケーブルが内蔵。動きが制限されず、効率的な作業が可能

 

  TEL: 02-714-0008 / 084-360-0280(寶島)
  24th Fl., Sorachai Bldg., Unit 23/109 (A),  Sukhumvit 63 Rd., Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110
  E-mail: akira.takarajima.nc@nachi.com
※この情報は2017年2月現在の取材を元にしています

 

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