乾季のピーク時期に向けて
バンコク都が大気汚染対策

11月4日、バンコク都とタイ国家研究評議会が連携し、PM2.5大気汚染対策が講じられた。

対策は①監視(Monitor) ②緩和(Reduce) ③健康保全(Protect)の3項目が軸となる。

①監視関連対策
都の問題報告プラットフォーム「Traffy Fondue」へPM2.5関連の報告を追加。また、学校などを中心に大気汚染測定センサーを追加設置するとともに、バンコク首都圏大気汚染監視アプリ「Air BKK」のサービスを提供する予定。

②緩和関連対策
都内の大気汚染の原因となる工事現場や工場など1222カ所に対して月2回の調査を行う。また、車の黒煙排気ガスの検問所を14カ所設置して週2回調査を行う。大気汚染が基準値を超えた際には週4回調査に増やす予定。さらに、都内の学校437校に大気汚染基準超えの際の警報システムを設け、大気汚染に関する啓蒙活動も行うという。

③健康保全関連対策
LINEアプリの災害警報機能「LINE Alert」(@linealertで友達追加)に大気汚染に関する項目を追加する予定。健康管理や最寄りの医療機関の情報提供も実装。また、大気汚染を緩和するために、バンコク都環境管理部が都内各地に緑地を増やしていくという。

(11月4日=タイラット)
https://www.thairath.co.th/news/local/bangkok/2544681
 


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