VOL.54【やめないで!“象財団”】

やめないで!“象財団”

象の保護・援助を目的としてタイで初めて設立された「プアンチャン財団」が、資金・人材不足のため財団閉鎖を発表。1993年の設立から20年以上の歴史を持つ同財団の突然の発表に、タイ国民は騒然。SNS上で寄付を呼びかけるなど、その継続を求めています。タイではかつて、王様が象に乗って戦いに挑んでいたことから、今でも象は王室のシンボルとされています。またスリン県では「象祭り」が行われるなど、タイと象の繋がりはとても深いんです。象の減少を危惧したプアンチャン財団は、象専門の病院を立ち上げ、これまでに4,600頭以上の象を援助してきました。閉鎖を発表したのは、タイで「象の日」と制定されている3月13日。タイに住む一員として、財団の継続を願います。

 

 

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