NEC タイランド
システム、ネットワーク、通信インフラなどあらゆるICTサービス及び端末、機器、製品の生産・販売
世界最高の顔認証技術
ICTで叶える２１世紀型“社会形成”
ITコングロマリット「NEC」。一昔前まで、家電、PC、携帯といった製造メーカー色が先行していたが、今やICTを使ったインフラ・企業・街づくりなど、人が関わる社会そのものを構築する。掲げるテーマは、“社会価値創造”。将来の地球規模で進む人口・エネルギー・食糧・水の需要増や温室効果ガス問題に対し、どう対応するか、壮大なビジョンで事業展開する。
タイ進出は50年の歴史を誇り、外資でありながらタイIT業界のパイオニアとして、日本と同様の事業を展開する。製造大国ならではの取り組みが、在庫管理、リードタイムの短縮、コスト削減など生産現場の課題解決を提案する「ものづくり共創プログラム」だ。ものづくり企業でもあるＮＥＣグループが、自社の失敗から学んだノウハウを日系メーカーに提案していく。また、オフィス・工場内の入退出においては、不審人物だけでなく、過去の記録からVIP顧客、職員らを唯一無二の顔認証技術を使い瞬時に認識する。「第三者機関による世界最高評価を受けた技術です」（山本バイスプレジデント）。さらに、混在するネットワークをひとつにまとめ、可視化により通信状況を瞬時に把握、かつ自動管理できるSDｘによるネットワーク全体の統合管理は、いま最も注目すべき技術だろう。「カーナビのように、目的地を入力するだけで、渋滞を回避し、最短ルートへ誘導する感じです」（同）。つまり、ICTシステム全体から情報を収集して分析し、状況把握しながらネットワーク制御を自動的に行うシステムだ。自動車販売店向けクラウドサービスは、全代理店情報を一元管理し、顧客がどの店を訪れてもサービス品質を落とさず接客できる。ICT分野で“ありとあらゆるサービスと独自の技術”を保有。それがNECという企業だ。
- ①私企業の概念を超えた社会価値創造がテーマ。NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進。先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現させる
- ②「SDｘを導入すれば、既存のネットワーク機器を入れ替えることなく、コアネットワーク部分にSDNスイッチを導入して共存させてコストを抑え、通信量が増えれば、機器を追加することによってネットワークを拡張できる。一元管理（可視化）・自動制御により、管理労力（コスト）減、安心・安全が手に入ります」と語る山上アシスタント バイスプレジデント（右）と山本VP
- ③「顔認証技術はセキュリティ要素だけではありません。顔から過去の購入や訪問履歴と照合すれば、あらゆるサービス品質向上に役立てます」（山本VP）
※この情報は2017年1月現在の取材を元にしています
