バンコク爆発事件経過。8月17日〜21日までの時系列の流れ

爆発事件翌日のラチャプラソン交差点。朝から撤去作業が続けられ、同日に道路も復旧した

爆発事件翌日のラチャプラソン交差点。朝から撤去作業が続けられ、同日に道路も復旧した

 

バンコク中心部で17日発生した爆発事件は、死者20人、負傷者123人という未曾有の大惨事となった。19日午後までに判明した死者の国籍の内訳は、タイ人6人、中国人とマレーシア人が各4人、香港人2人、シンガポール人とインドネシア人が各1人で、残る2人は今なお不明という。遺体の損壊が激しく、確認作業は難航している。


 

【8月17日】
午後6時55分、ラチャプラソン交差点角にある「エラワン廟」前付近で爆発事件が発生した。内務省災害防止軽減局のまとめによると、同時点での死者15人以上、負傷者80人以上。非常事態宣言発令が宣言されるとの噂がSNS上に流出。午後8時36分、国家平和秩序維持評議会(NCPO)のウィンタイ報道官がテレビで声明を発表。非常事態宣言発令の噂を否定するとともに、市民に落ち着きを取り戻すよう求める。午後10時、バンコク都のスクムパン知事が都内438校の翌日の授業を取り止め、臨時休校にすると発表した。

【8月18日】
午前9時、インターネット上の掲示板サイト「パンティップ」に、現場近くの防犯カメラの映像が投稿され話題に。黄色いTシャツ姿の不審な男がバッグを置いたまま立ち去る姿が映し出される。午後12時30分、事件直後から封鎖されていた現場付近の道路の規制が解除。午後1時30分、高架鉄道BTSサパーンタクシン駅直下のサトーン乗船場付近で2件目となる爆発事件が発生。橋上から投げ込まれたものとみられるが、チャオプラヤー川に落下し、けが人などはなかった。午後4時、2つの爆発事件について、ソムヨット警察庁長官が「同一犯による可能性が高い」との見方を示す。

【8月19日】
午前9時40分、エラワン廟の一般公開が再開。午後2時40分、バンコク都内スクンビット・ソイ7(BTSナナ駅)近くに不審物があるとの通報。付近一帯を通行止めにして、爆発物処理班が出動。午後2時55分、ナナ駅近くで見つかった不審物は空き箱であることを爆発物処理班が確認。午後3時、警察庁長官が犯人逮捕につながる情報に最高で100万バーツの懸賞金をかけると表明。同じころ、ラチャプラソン交差点での事件後に容疑者を乗せたバイクタクシーの運転手が警察の聴取に応じ、「男は携帯電話でタイ語、英語でもない外国語を話していた」と証言。乗車の際、ルンピニ公園と書かれた英語のメモを提示していたことも判明。午後4時40分、タクシン元首相の支持母体「反独裁民主戦線(赤シャツ隊)」の幹部のソムワン氏が自身のフェイスブックに「犯人の早期逮捕のため200万バーツの懸賞金をかける」と投稿。午後5時45分、刑事裁判所が容疑者の逮捕状を交付。ルンピニ署が容疑者の似顔絵を公開した。

【8月20日】
午前11時30分、プミポン国王とシリキット王妃が爆発事件で死亡した犠牲者の遺族と負傷者に対し見舞金を下賜。正午、NCPOのウィンタイ広報担当はテレビを通じて「海外の諜報機関の情報によれば、今回は国際テロリストの犯罪ではない」と発表。午後9時、容疑者を乗せたというトゥクトゥクの運転手の聴取を終えた警察庁広報担当のプラウット中将は、容疑者はタイ語でも英語でもない言語を話し、ジェスチャーと写真だけで運転手に目的地を伝えたとコメント。

【8月21日】
午前7時、ラチャプラソン交差点のエラワン廟で、首相府とバンコク首都圏が追悼式を行った。正午、NCPOのウィンタイ広報担当が「現在の入院患者の数は63人」と発表した。(17日=ThaiPBS、18~21日=タイラット)

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