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スーパークラスター政策に3業種が追加。しかし、明確な規定が見えず……

 

16日、バンコク都内で盤谷日本人商工会議所、ジェトロバンコク、タイ国投資委員会(BOI)の共催によるセミナー「タイの投資奨励政策」で、BOIが新たな投資奨励政策を発表。航空宇宙、オートメーション及びロボット、フードイノベーション(元々発表されていたが詳細が決定)の3業種がスーパークラスター型投資奨励策に追加されることとなった。

 クラスター制度とは、高度技術産業のために特定地域でのプロジェクトにおいて、税免除などの恩典を与える施策。“スーパー”クラスターは特に恩典が優遇され、従来は自動車関連、電気通信機器、環境に優しい石油化学及び化学製品、デジタルなどだったが、前述した3種が追加。その他、“通常”クラスターは農産物加工、繊維及びアパレル、そしてクラスター事業に紐付くナレッジベース事業(研究開発など)やロジスティクスも恩典を受けることができる。 解説を務めたBOIのナリット・タートサティーラサック部長に会場からは次々と質問が飛ぶ。恩典享受の条件の一つでもある産学連携(実質はインターン生の受け入れ)については、「地方格差が起きるのではないか?」といった意見も聞かれた。これだけ広大なタイであれば、優秀な大学のあるエリアや専門学校しかないエリアも存在する。当然、業務がスムーズに運ぶ企業や、一方で苦労する企業も出てくるだろう。また、前述したロジスティクスも課題が山積。特定の地域での企業活動が義務づけられるクラスター制度だけに、複数の地域で事業を行う物流は非常に“あいまい”としか言いようがない。どうやらBOIの意図するところは“国際物流センター”だったようだが、それもあまり伝わらず、いずれも「個別で相談してください」となんとも歯切れが悪かった。

 結局、その場で受けた印象は「是が非でも外資を増加したいが、あまりに規定を制限すると申請をためらう企業も出てくるため、“あえて”あいまいな部分を残したい」というようにしか感じられなかった。

 いずれにせよ、BOIのカウンターでは日本語の通訳付きで、相談に乗ってくれる。業種によっては今年までの申請という期間限定もあるため、恩典を受けられるかも?と思ったら、話を聞くのが得策だろう。そして、それがBOIの本音にも見えた。

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