PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER (THAILAND)【週刊ワイズ】リクルート特集2018

変わらぬ真摯な姿勢こそが業界大手の証であり、創業24年の実績

「アナログなんですが、求職者とは面と向かい、しっかりと面談(タイ人と日本人の2人で参加)をした上で、登録して頂いています」と話すのは、タイにおける日系人材紹介会社のパイオニアとして数えられる「パーソネルコンサルタント」の小田原靖社長。

同社の設立は1994年。「タイの人材不足は、当時も今も変わりません。我々の仕事は、求職者と人材を求める企業の間に立ち、案件ごとに丁寧にマッチングさせることだけです」と話す。こうした真摯な姿勢を貫くのが、小田原社長であり、同社の社風にも表れている。だからこそ、利用する求人企業の多くは長期的に付き合い、中には人材育成やタイ人が長く働きやすい環境形成について相談してくるそうだ。

一方で、安定的な企業経営で重要なのは、ユーザーからの信頼の証となる実績だ。現在、同社の求職者登録者数は14万人を超え、月平均で1500人弱の人が訪れる。売り手市場と言われるタイ人材市場において、驚異的な数字。まさに、24年の歴史に裏打ちされた証だろう。タイ労働省からは、優良人材紹介会社の表彰も複数回受けた。さらに、社員教育事業を担う「TRAINING AND SEMINAR KOTSUKOTSU CO., LTD.」を立ち上げ、本格的な社員教育も開始。レンタルオフィスをはじめ、マーケティング会社の設立やミャンマー進出など、人材紹介コングロマリットを目指し、多角化・多面展開も進める。それでも、根幹である人材紹介業を疎かにはしない。同社を覗けば、連日溢れる登録者の姿が何よりの証拠だ。

新卒採用に強い“パーソネル”

設立当初、タイには新卒採用という概念がなかったため、毎月タイの大学を訪問し、ジョブフェアにも出展。啓蒙活動を続けることで、優秀な人材を確保している。

求職者面接は必ず日本人とタイ人で適正確認

語学力だけでなく、日系企業に向いているか。また、どういった業種・業態で活躍できるかの適正を、日本人とタイ人両方の面接官によって総合的に判断。

情報の正確性(信頼)を担保ベネッセ開発のテストを採用

書類は当然ながら、面接による人間力に加え、客観的な判断材料として、ベネッセ社が開発したGPSテストを採用。問題解決に必要な思考力などを測っている。


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※この情報は2018年6月現在の取材を元にしています

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