初出場の渋野日向子選手に直撃インタビュー


HONDA LPGA THAILAND 2021が5月6〜9日、
チョンブリー県のサイアムカントリークラブで開催。




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このタイで唯一のLPGA公式イベントには4名の日本人が出場するが、 今回、初出場の渋野日向子選手にタイのコースの印象などを聞いてみた。

コロナ禍での移動や試合となりますが、調整はうまくいっていますか?

幸いにも選手には隔離検疫の義務がなかったので、特に不自由もなく、すぐに練習もできて、素晴らしい環境の中で過ごさせていただいています。


今、タイは最も暑い時期ですが、体調には問題ないですか?

タイに入る前にシンガポールにいたのですが、シンガポールでは正直、暑さに少しやられました。

なかなかあの高湿度の環境に体が慣れませんでした。

タイに入ってからは体が適応しだしたのか、体調はかなりいいと言えます。ただ、汗の量が尋常じゃないですね。


同大会には初参加ですが、コースの印象はどうでしょうか?

この大会では、例年、かなり良いスコアが出ているで、それが楽しみでもあり気合を入れなければなと感じる部分でもあります。

出場経験のある選手に聞くと、去年よりもグリーンが遅く、フェアウェイがかなり柔らかくなっているということ。

ですからその分、少し距離が短くなっているようですね。

それでもやはりランが出ないというのは、飛ばす選手に比較して自分が少し不利かなとは感じています。

ただグリーンが狭いので、グリーン周りでいいショットをすればバーディーチャンスにつけやすいなという印象があるので、それは私にとってはチャンスかなと思っています。

とにかくグリーンの横幅が狭いので、ショットの精度が必要になってくるのですが、そこは集中して臨みたいですね。


ゴルフを始めたのは8歳。2019年の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でツアー初優勝を挙げる。同年の「全英AIG女子オープン」では、樋口久子以来となる日本人史上2人目の海外メジャー制覇を果たした。1998年生まれ、岡山県出身。趣味は習字とソフトボール。愛称は「しぶこ」。


タイ人選手にはどんな印象を受けましたか?

さすが「微笑みの国」というだけあって、みなさん優しいですね。

練習の時もにこやかですし、居心地のいい時間が流れていて、無駄な緊張感から解放してくれます。

話す機会は少ないのですが、一緒にラウンドしていてもリラックスしていて、実際に周りやすいなと感じました。


特に印象的な選手は?

先週、アリヤ・ジュタヌガーン選手と一緒にラウンドしたのですが、彼女、ドライバーを持ってなかったんです。

私がドライバーで打ってもティーショットは距離でかなわないし、聞いてはいましたがまさに「規格外」のパワーでしたね。


今回は無観客での試合ですがモチベーション等への影響は?

やはりギャラリーの皆さんがいるといないでは少しモチベーションが変わってきますね。

昨年から無観客の試合にいくつが出場していますが、やはりギャラリーの皆さんがいた方が、試合というかゴルフそのものを楽しめると感じています。

観客が出す波動のようなものに乗れた時には良い結果が出ますし、調子が上がっていくような気もします。


在タイの日本人のファンの方々に一言

タイには合宿などで2回来たことがあって、人の良さ、ゴルフ場の良さを体感しました。

その時にもたくさんの日本人の方々が会いに来てくださって、タイは日本人にとってきっと過ごしやすい国なのだろうなと思いました。

今回は無観客なのが少し残念ですが、テレビ中継もされるということなので、そんなたくさんの日本人の皆さんに楽しんでもらえるようなプレイができるように頑張ります。


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