「コワーキング・レンタルオフィス」で 日本とタイのスタートアップの拠点を創出

FABBIT Global Gateway Bangkok

「スタートアップ企業」や「中小企業の第二の創業」のハブとなるビジネス空間の創造に、近年、大きな注目が集まっている。そこで賃貸物件の斡旋・管理をはじめとした多岐にわたる事業展開で知られる「APAMAN」が、いち早くバンコクにコワーキング・レンタルオフィス「fabbit Global Gateway “Bangkok”」を開設。 そのコンセプトなどを同社の橋本代表に伺った。



「fabbit」 とはどのようなサービスを展開しているのでしょうか?

もともとは、日本政府が提唱する「日本再興戦略2016」の趣旨に沿って、これから頑張ろうとするスタートアップ企業や中小企業の第二の創業支援、そしてそれらの企業と大手企業のビジネスマッチングを推進するための施設運営から始まりました。

施設としてはコワーキングスペース、レンタルオフィス、バーチャルオフィス、イベントスペース、貸会議室などを中心に展開しています。

それらに共通するのは交通の利便性が高く、アクセスが快適なことです。

また、ご利用いただく際の費用を抑えることで、スタートアップしようとする方々への負担を軽減しています。

すでに日本国内では23カ所の施設を持ち、多くの会員の方々にご利用いただいています。

また、海外でもサンフランシスコ、ハワイ、フィリピンなどで施設を展開していて、ついに今年10月にはバンコクにも「fabbit Global Gateway “Bangkok”」を開設することができました。

 

バンコクに進出したきっかけや動機は?

やはり日系企業が多いですから、これから事業をスタートアップしようとする方々にとってもビジネスチャンスがあふれているはずです。

そういった層にコミットしながら、起業や第二の創業を後押しできたらという願いのもとでバンコクを選びました。

まだ個別のオフィスを構える段階に至らないのだけど、目の前にあるビジネスチャンスをきちんと活かしたい。

そういった方々にオフィスと同等のファシリティを低コストでご提供することで、ご自分の目標に近づいていってほしいと考えています。

fabbitを拠点として、起業を目指す人同士の出会いなどもあるかもしれません。

それが契機となってビジネスに結びつくなど、いろいろな可能性がこのスペースから生まれると考えています。

 

バンコクにオープンした施設の概要は?

fabbitがあるのは日系企業も多いアソーク交差点近く。

場所的にもラチャダーピセーク通りに面していて、BTSアソーク駅からは4分とアクセスは極めて良好です。

ファシリティとしては、全体的にコワーキングスペースとしてご利用いただける設備・機能を充実させました。

1階と2階は広々とした談話スペースです。

1階にはデスクワークに集中できるパーソナル空間やカフェ、そしてシャワールームも用意してあります。

2階と3階には個室仕様となっているレンタルオフィスや、商談などで利用していただける会議室もあります。

もちろん、Wi-Fiや電源も使っていただけるので、仕事のためのインフラを一通り整えました。

また、オフィスとしての登記も可能なので、バンコクに開設する“初めてのオフィス”としてもご利用いただけます。

 

今後のプランや目標は?

例えば、バンコクで仕事の可能性を探るために短中期滞在する上での拠点にする。

あるいは起業が決まっていて、オフィスを見つけるまでの仮オフィスとして利用する。

また、オフィスは必要ないのだけど、取引先との商談や打ち合わせの際に使い勝手のいいスペースがほしい。

そのようなシチュエーションで、いろいろなニーズにお応えしていきたいです。

今後は、コワーキングスペースやレンタルオフィスのご提供のみならず、ワークパーミットやビザの取得、あるいは住まいやオフィスのご紹介などを通じて、タイでビジネスをスタートさせるための手続きなどをワンストップでご提供できる体制を構築していこうと考えています。

タイへの入国のハードルが少しずつ低くなってきている昨今、努力と改善を重ねていきますのでご期待ください。

お問い合わせ・見学希望・ご利用お申し込みはこちらから!
https://fabbit.co.jp/facility/bangkok/

fabbit Global Gateway “Bangkok”
Address
18 Ratchadaphisek, Khlong Toei, Khet Khlong Toei, Bankok 10110
Fabbit WEBサイト

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