【注目のタイニュース/1月24日〜30日】2月中「ドローン」規制

週刊ワイズで取り上げた【タイローカルニュース】注目をピックアップ。これさえ読めば、タイの“今”がわかる!?
今週は、「ドローン」規制のニュースから。

【注目のタイニュース/1月24日〜30日】2月中「ドローン」規制

2月中「ドローン」規制
報道や映画撮影に限定

プラチン運輸相は1月25日、「航空法にドローン(無人飛行型ロボット)の運用規制を追加する」と発表した。野外イベントなどで頻繁に使われるドローンだが、規制がなく、無秩序に飛ばされることで、プライバシー侵害に値すると判断した。今後、ドローンは、個人使用を原則禁止とし、研究やイベントの使用の際は高さやエリアを定めるという。
一方、タイ航空局のソムシャーイ局長は「2月中にも規制を実施する」と話した。具体的には、カメラ付きドローンは、マスコミや映画撮影のみ使用可能とし、飛ばせる高さは15m〜150mとする。飛ばすには、必ず許可を取ることを義務付け、違反者には罰金4万バーツ、もしくは1年以内の懲役を科す。(26日=ポスト・トゥデイ)


 

87%がスマホでゲーム
マンガ・アニメ・ゲーム実態調査

26日、ソフトウェア産業振興庁(SIPA)のスウィモン・テーワシラシャイクン庁長代行は「2014年 マンガ・アニメ・ゲーム実態調査」の結果を発表した。それによると、マンガ・アニメの年間売上は、84億6900万バーツ、一人の平均購入金額は約1524バーツで、ゲームは62億4500万バーツ、同約865バーツだったことがわかった。
特に、ゲームについて1日に1時間ゲームをやっているとの回答が45%と多く、そのうち87%がスマートフォンやタブレットを利用し、ゲーム機は4%だった。(26日=プラシャシャート)


 

日本人を狙う詐欺男を逮捕
10年で、被害100人超

警察は28日、女装をして日本人男性ばかりを狙い、窃盗を繰り返していたウタイ・ナンタカン容疑者(40)を逮捕したと発表した。男は現金をなくして困っているシンガポール人、または台湾人女性を装うなどして、日本人男性から現金をだまし取った疑い。
同容疑者は「大学時代にピピ島で、日本人男性にお金をだまし取られ、仕返しをしたかった。過去10年間で100人以上の日本人男性から総額6000万バーツ以上の金を奪ってきた」と容疑を認めているという。
29日、会見した犯罪抑制局のサラーユット大佐は「日本大使館から捜査を依頼された。1月21日にも9万バーツをだまし盗られた被害が発生していた」と話した。(29日=タイラット)


 

アマタCEO
ミャンマーにも新工業団地を建設

アマタコーポレーションのウィクロム・クロムディットCEOは27日、「AEC発足を控え、ベトナム投資だけではなく、ミャンマーにも工業団地を建設する計画がある」と発表した。
同CEOは「建設する場所の条件は、1時間半以内に飛行場までアクセスできること、輸送を考慮し海と隣接していること、中国と接していること」と説明した。(27日=タイラット)


 

政府、2015年5月に5連休
観光業促進を目的に

27日、暫定政府は5月4日を祝日とすることを閣議決定した。これにより、5月1日〜5日は5連休となる。コーブカーン観光・スポーツ相は「正月のように盛り上がらないが、観光業を10%程度は押し上げるだろう」と期待する。
政府の決定に、タイ国内観光ビジネス協会のユッタチャイ・スントーンラッタナウェート会長は29日、「5連休になると観光業は恩恵を受けるが、政府の決定が早すぎたため、15〜20%は海外旅行に行ってしまうだろう」と国内旅行への影響を危惧した。(27日=タイラット、プラシャシャート、29日=カプック)


 

首都に新・水上マーケット
首相府近く運河利用

26日、バンコク首都圏のトリーダオ・アパイウォン広報担当は「プラユット暫定首相が提案した新たな水上マーケットの計画を実施する」と発表した。
同暫定首相は、首相府近くのルークルアン通りにあるオラタイ橋からマッカワーンランサン橋の長さ400mのパドゥンクルンカセーム運河を活用したいと話していた。
同広報担当は「マーケットは午前10時〜午後5時まで。まずは2月12〜15日で行い、その後の3月8日までは毎週土日とする」と明らかにした。(26日=デイリーニュース)

 

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