【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶エリエール インターナショナル タイランド

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

女性用ナプキン「Elis」の販売開始
日本同様の品質でシェア獲得を狙う

エリエールインターナショナルタイランドが、生理用ナプキン「Elis(エリス)」の製造・販売を開始。7月25日、同商品の記者発表会をオークラバンコクプレステージにて開催した。

同社は2011年に子供用紙おむつ「Goo.N(グ〜ン)」の生産をラヨーン県アマタシティ工場で開始。タイ国内シェア15%のブランドに成長させた。生理用ナプキンは日本からの輸入品テスト販売を実施し、良好な結果を残している。タイの生理用ナプキン市場は年率3〜5%の成長を見せており、「Elis」の投入で3年以内にマーケットシェア10%を目指す。日本と同様の生産基準で製造された「Elis」は、「Fairy wings」「Extra Slim」「Sensitive Care」の3モデルをリリース。肌触りと速乾性に優れ、パッケージにはタイでも認知度の高いキャラクター「リラックマ」を採用した。

記者発表会では、代表取締役社長の藤田浩幸氏が「日本の緻密なものづくりを心掛け、タイでも信頼を築いていきたい」と挨拶。CMに出演した女優のナタポーン・テミラック(通称テオ)さんも登場し、社会進出が目覚ましいアクティブなタイ人女性に向け、同社が打ち出すコンセプト“自分らしくイキイキと毎日を楽しむ「前向き女子」”を啓蒙していくと述べた。8月より量販店及び地域販売店で販売を開始する予定。

テオさん(中央左)と歌手のトーさん(右)を迎え、華やかに行われた記者発表会。

テオさん(中央左)と歌手のトーさん(右)を迎え、華やかに行われた記者発表会。

 

東アジア各国で支持されてきた同商品をタイにも 根付かせたいと語る藤田代表取締役社長

東アジア各国で支持されてきた同商品をタイにも 根付かせたいと語る藤田代表取締役社長

 


 

7/20 ドンムアン空港に新事務所、自社対応でサービス向上
郵船ロジスティクス

郵船ロジスティクスは7月20日、同月1日からバンコク・ドンムアン空港に新事務所を開設し、オペレーションを開始したと発表した。昨今のLCC航空会社の路線拡充による貨物取扱量増加への対応が目的。自営化することで、空港内での貨物状態の確認や、自社通関によるきめ細かな対応、トラック積み込み時の立ち会いなど各種輸送管理をスムーズに実施できるという。また、緊急貨物に柔軟に対応できるよう、深夜に到着した貨物を翌日午前中までに届けられるサービスも構築した。

 


 

7/24 海外在留法人向け巨人戦完全中継
日本テレビ放送網

日本テレビ放送網は7月24日、同月25日〜10月13日まで、読売巨人軍主催試合の海外専用オンライン動画配信を実施すると発表した。期間中は、特設サイト「【海外専用】巨人戦完全中継!」を開設し、巨人主催全31試合を月額9.8米ドルでライブ配信する。配信後にはオンデマンド配信により、期間中の試合が観戦し放題となる。http://kaigai.nittele.jp

 


 

7/25 タイで販売金融サービスを共同提供
日産自動車、三菱自動車

日産自動車と三菱自動車は7月25日、タイで三菱車の購入者を対象に自動車ローンやリースといった金融サービス(ミツ・リーシング)の提供を開始すると発表した。ニッサンリーシング(タイランド)社が、日産ディーラー向けの既存の金融サービスとは別に、タイの三菱自動車ディーラー向けに「ミツ・リーシング」として卸売および小売の金融サービス・商品の提供を行う。三菱自はタイで「ミツ」の愛称で親しまれていることから、新サービスの由来となった。ミツ・リーシングは今月からタイ市場向けに提供を開始する。

 

 

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