【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶サンライズジャパンなど20社

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

第1回ヘルスケア・介護事業者連絡会を開催
日系企業によるタイ介護ビジネスを促進

介護関連のコンサルタント及び在宅介護マッサージを展開するサンライズジャパン(千葉県)のタイ現地法人を発起人とする日系介護関連事業者による「第1回ヘルスケア・介護事業者連絡会」が8月30日、開催された。20社約30人が参加。

冒頭、サンライズジャパンの中山哲志会長は日本政府が提唱する「アジア健康構想」を引き合いに、「日本の高齢者ケア事業者の海外進出はこれからだが、将来、アジアにおける介護産業や、高齢化社会制度の構築の一助を目指す。まずは、情報交換の場として活用してもらいたい」と話した。

続いて、賛同企業らが挨拶。進出数年目のある日系企業からは「タイには介護保険もなく、訪問介護事業のハードルは高い。まずは、介護の概念を根付かせることが必要」「今年11月から外国人の技能実習生の受け入れ先に介護現場が加わることになった。将来の人材育成の面でも、介護人材の国際循環が求められる」など、現状の問題点や将来的な可能性など、活発な意見交換が行われた。今後は、定期的にテーマを選定しつつ、開催していくという。

挨拶する中山会長

挨拶する中山会長

 

20社30人が初の会合でも活発に意見交換

20社30人が初の会合でも活発に意見交換

 


 

8/25 PTTGCと製造・販売で合弁
三洋化成工業

三洋化成工業は8月25日、タイ化学大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)と豊田通商の2社と提携し、ポリオールの製造・販売する合弁会社「GCポリオール」を設立すると発表した。新会社は、今月中にもラヨーン県のへマラート・イースタン工業団地内で着工し、2020年からの商業運転を予定している。

 


 

8/28 企業向けモバイルサービス、タイ・エコ社へ資本参加
伊藤忠商事

伊藤忠商事は8月28日、タイの企業向けモバイルコミュニケーションツール提供会社であるエコ・コミュニケーション社への資本参加に合意したと発表した。

 


 

8/28 タイ・バンコクに駐在員事務所を開設
めぶきフィナンシャルグループ

常陽銀行(水戸市)と足利ホールディングス(宇都宮市)の経営統合で発足した「めぶきフィナンシャルグループ(FG)」は8月28日、傘下の足利銀行と常陽銀行の海外拠点をタイとベトナムに新設する計画を発表した。タイ・バンコクには足利銀行が駐在員事務所を開設する。海外ネットワークの拡充が狙い。時期は17年度下期〜18年度上期を予定。

 

 

 

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