【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶日本通運

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

レムチャバン港近郊に物流拠点
重量品ロジスティクスセンターを竣工

左:レムチャバン重量品ロジスティクスセンター(Laemchabang Heavy Equipment LogisticsCenter/LHEL) 右:榎田弘タイ日通社長(右から3番目)、高橋康紀執行役員(右から 4番目)ほか、シラチャ市関係者も駆けつけ、華やかな式になった

 

日本通運の現地法人タイ日通は17日、チョンブリー県シラチャに開設した、レムチャバン重量品ロジスティクスセンター(LHEL)で開所式を行い、シラチャ市長をはじめ多くの関係者が出席した。冒頭、挨拶した日本通運の南アジア・オセアニアブロック地域総括の高橋康紀執行役員は「ASEAN経済共同体(AEC)の発足後を見据え、メコン地域のクロスボーダー陸路輸送商品と組み合わせた、多目的な集約拠点倉庫として活用でき、満足されるはずです」と自信を見せる。LHELは、世界有数の貿易港レムチャバン港から約5kmと至近距離にあり、約50km圏内には多数の工業団地を有し、タイ国における製造業の中心地域。また、港湾地区近隣における重量物運送への顧客ニーズも高い。同社は、LHEL稼働により、現在取り組む「素材+自動車関連産業」に関連する業務のほか、重量物輸送物流拠点としての運用と重量物運搬自社車両の有効活用による新規輸送業務の獲得で、増収・増益を狙う。さらに、地理的優位性を発揮することで、物流管理業務の効率化やリードタイムの短縮、緊急付帯業務への対応などの多様な顧客ニーズへの対応強化により、営業拡大も図れるという。LHELは、敷地面積1万4355㎡、重量品運搬車両駐車場6355㎡、重量品倉庫2816㎡(敷地8000㎡)、事務所180㎡、クレーン2基(30t/20t)、床過重15t/㎡。工場プラント設備から、鋼材関係、プレス用金型などの重量品の取り扱いをはじめとし、特殊重量品などの梱包、トレーラーへの積込み、輸出用コンテナバンニングなどの作業を屋内で行える。


 

12/8 タイ最大規模のデータセンターを稼働
NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)は8日、タイ東部アマタナコン工業団地にタイで2番目となるデータセンター「タイ バンコク 2 データセンター」が完成し、サービスを開始したと発表した。タイ最大規模のサーバールーム(3800㎡)を誇り、約40億円を投じた。タイは、堅調な経済成長を背景に、多くのグローバル企業が進出し、ICT環境の最適化のため、データセンターのアウトソーシング需要が急速に高まっているという。


 

12/8 タイ人向けインバウンドビジネスで連携
博報堂DYインターソリューションズ

博報堂DYインターソリューションズ(東京都港区)は8日、訪日タイ人向けインバウンドビジネス領域で、バンコクに本社をもつYindeed(代表者:明石直哉、後藤正年)と連携を開始した。Yindeedがタイで展開する訪日タイ人のためのインバウンドメディアのコンサルティングや、ソーシャルメディアを活用した参加型コンテンツのサポートなどを行う。


 

12/9 TRYP(トライプ)
ゴルフ展示会に日本専門ブースを出展

ゴルフ専門広告代理店TRYP(東京都中央区)は9日、クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターで開催されるゴルフ関連国際展示会「Thailand Golf Expo 2016」内に出展する日本メーカー専門ブース「ジャパンパビリオン」の独占代理店契約を締結したと発表した。同展示会は2016年5月12〜15日の4日間で行われ、期間中は約8万人の来場を見込んでいる。


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