【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶赤城乳業

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

「ガリガリ君」3種類を発売
輸入販売でも日本より割安に

赤城乳業は、3月からタイでアイスキャンディー「ガリガリ君」を販売する。価格は19バーツ(約60円)。フレーバーはソーダ味、ゆず味、白桃味の3種類。まずはセブンイレブンで販売し、その後は随時日系小売業を中心にマーケット拡大も進めていく。
かき氷をアイスキャンディーで包んだ「ガリガリ君」は、日本での発売から35年。これまで約100種類のフレーバーを投入。現在では年間約4億3000万本を販売している。赤城乳業は昨年、タイでの試験販売を実施。その際に最も評判が良かった白桃味、日本で35年間販売している定番のソーダ味、香りを楽しめ、はちみつで甘みをつけたゆず味を選んだ。
当面、日本からの輸入販売となる。同社は日本とほぼ同じ価格での販売について、「将来的な現地生産を見越した価格設定です」と説明。昨年の試験販売時は29バーツだった。日本は4月から10円値上げし70円となるため、輸入販売のタイの方が約10円安くなるが、下地作りのため価格を19バーツとした。20日にバンコクで行われた発表会・試食会には「ガリガリ君」のキャラクターも登場。タイでも同キャラクターを使ったマーケティングを行うほか、来年から随時、新フレーバーも導入する。

 

  • 日本でおなじみ「ガリガリ君」キャラクターもタイ上陸

    日本でおなじみ「ガリガリ君」キャラクターもタイ上陸

  • 最初はソーダ味、ゆず味、白桃味を発売

    最初はソーダ味、ゆず味、白桃味を発売


 

02/18 チケット会社と提携
オプト

オプトはシンガポールの現地法人が、タイのチケット販売会社のイベントポップと資本業務提携したと発表した。オプトのオンラインマーケティングのノウハウを、イベントポップのチケット販売やイベントサポートに活用する。


 

02/23 アユタヤ銀行とカード発行
JCB

JCBインターナショナルは、タイのアユタヤ銀行子会社と提携し、「クルンシィアユタヤ JCBプラチナカード」の発行を開始した。タイ国内での指定レストランでのキャッシュバックや、日本での利用時に通常の3倍のポイント付与などの特典がある。


 

02/23 太陽光発電など事業展開
東芝三菱電機産業システム

東芝三菱電機産業システムは、産業用電機品・システムの販売会社「TMEIC Asia (Thailand)」をバンコクに設立。営業を開始したと発表した。同社の東南アジアでの拠点は3ヵ所目。太陽光発電関連製品などを販売していく方針。


 

02/24 携帯販社にシステム提供
新生銀行

新生銀行子会社の新生フィナンシャルは、タイ最大の携帯電話販売会社のジェイマートパブリック向けに基幹システムを提供すると発表した。携帯電話の割賦販売での個人向け債権管理や、カスタマーサービスなど包括的なシステムパッケージを構築する。

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